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台湾主要紙3日目

掲載日: 2009/09/09 カテゴリー: 速報


開幕から3日目にあたる9月8日の主要紙は、台湾内閣総辞職の影響もあって、一面でデフリンピックを掲載していたのは『自由時報』のみでした。ただ、各紙とも引き続き特集のページを組んで競技の様子を報道していました。

『自由時報』はテコンドー女子が2個目の金を勝ち獲り、台湾のメダルの合計は、金2、銀2、銅1個になったことを伝えています。また、男子空手60-67キロ級の決勝戦で日本の小島選手に敗れた43歳の戴文祺(タイ・ウェンチー)選手の健闘を讃えていました。

『中国時報』は第7面で、女子テコンドーの呂思柔(ルー・スーロウ)選手が台湾に2個目の金メダルをもたらしたことをトップに掲載。呂選手は2回戦で苦戦しながらも最後は優勢の判定勝ちで決勝戦に進んだことを解説していました。

『聯合報』は折り込みの特集で、メダリストの人間模様を紹介していました。呂選手はテコンドーに出会って新たな目標を見つけ、10年間の苦しい練習に耐えて金メダルを獲得。戴選手は男手一人で子供4人を育て、試合では貧血に悩まされながらも銀メダルを獲得。同じくテコンドーで銀メダルを獲った林伯聡(リン・ボーツォン)選手は、母親が病弱なため、学校に通いながら毎日アルバイトをして家族を養っていることなどが紹介されていました。

(事務局)