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台湾主要紙でのデフリンピックの扱い

掲載日: 2009/09/06 カテゴリー: 速報


台湾の主要3紙の一面開幕式の翌朝,9月6日,台湾の新聞一面はデフリンピックで飾られていました。主要3紙の一面での扱いを簡単に紹介します。各紙それぞれ色がありますが、威信をかけた大会であることが伝わります。

『中国時報』は「デフリンピック,全身で感じながら開幕 全世界が見入る」と題して,1万人の観衆が見ているなかアジアで初めてデフリンピックが開催されたことを強調。アトラクションの太鼓奏者156名のうち80名は聴覚障害の若者であったこと,馬英九総統は国家元首の身分で開幕式に出席し,国際手話・中国語・英語で開幕を宣言したことを紹介していました。

『聯合報』は「障害を乗り越えろ デフリンピックこそ台湾の精神だ」と題して,水害,インフルエンザなどの試練の下,91カ国,4182名の選手・スタッフが参加したこと,国際ろう者スポーツ委員会のアモンズ委員長も手話で「中華民国」馬英九総統と呼称していたことなどを強調していました。

『自由時報』は「デフリンピック開幕 台湾頑張れ」と題して,デフリンピックの開会式のテーマが「台湾の美」「海洋立国」「聾者への配慮」であり、91カ国・地域の2千余りの選手が参加。台湾からは138名の選手が参加し、会場の熱烈な拍手を受け、開会式は盛大にとり行われたことなどが紹介されました。ただ、一方で、2年の準備期間,5億台湾ドルをかけた開幕式であったにもかかわらず,大会のロゴが消失してしまった失態があったことも紹介されていました。

(事務局)