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東京都立中央ろう学校の生徒から選手団全員への応援メッセージを頂きました!

掲載日: 2013/07/31 カテゴリー: 速報


選手団本部へ届いたメッセージ。219名それぞれ宛てのメッセージがありました。

以下、送付文書からの抜粋

「ソフィア大会・デフリンピック応援プロジェクト」について

本校では「デフリンピック応援プロジェクト」と題した取り組みを授業の中で行ってきました。

本校の生徒たちにとって「デフリンピック」というステージはまさに素晴らしい「目標」・「夢」であり、「希望」であります。また同時に、参加される選手やスタッフの皆様方は生徒と同じろう者であり、身近でかつ憧れの存在であります。この4年に1度の機会を逃さないために、本校の自立活動や総合的な学習の時間等で「デフリンピック」について取り上げ、学習を積み重ねてきました。

本校卒業生である水泳代表の茨隆太郎選手、講演会や進路見学等でお世話になっている早瀨憲太郎選手・早瀨久美選手、本校の生徒が多くお世話になった都立大塚ろう学校の先生でもある自転車代表の箭内秀平選手、大学生交流会・講演会の講師で来ていただいた陸上代表の小松彩香選手、映画「アイコンタクト」の上映会の際に講演してくださったサッカー代表の中島正行選手・芹澤育代選手等、本校と縁の深い皆様が活躍されていることも大きな励みになります。さらに、今年度は本校を練習場としてご活用いただいた卓球の代表選手の皆様方やバスケットボール代表選手の皆様方も、本校の生徒たちと練習や交流をしてくださり、どなたも生徒たちのロールモデルとして大切な存在です。

私たちの中で「ひとり1選手応援団長」というアイデアが浮かびました。生徒ひとりひとりが、誰かひとりの選手の応援団長となり、その選手に応援の手紙を書くことで、より身近になると感じたからです。また、高学年の生徒たちは、選手だけでなく裏で支えるスタッフの皆様方の存在にも気付いてもらい、チームとして一丸となって目標に取り組んでいることにも目を向けてほしいと考えました。

生徒たち自身が応援団長になる選手やスタッフの皆様をくじ引きで決めていきました。くじ引きを引いた後の生徒の反応は、実にまちまちでした。「みんなが選手ひとりひとりの応援団長になります!」というと、「やった~!」と喜ぶ生徒、知らない選手に応援メッセージを書くことに戸惑う生徒、知っている選手になって「どうしよう~恥ずかしい」という生徒・・・。他にも「オリエンテーリングってどんなスポーツ?」「えっ!高校生なの?」「中学生でも参加できるの?」「○○さんは僕の△△ろう学校の同級生だった」「同じふるさとだ」「アスレティックトレーナーってどんな仕事なの?」「どうしよう・・・世界チャンピオンだ!」「同じ年齢なんだ!」などなど、たくさんありました。

しかし、誰一人書くのが嫌だという生徒はいませんでした。言葉でうまく表現できない、誤字があったり生意気な感じのメッセージになっていたりしますが、どれも生徒たちが時間のない中、一生懸命考えて書いたものです。この夏、生徒たちはいつも以上に新聞やニュースに注目し、デフリンピック日本代表選手の活躍を楽しみにしていることと思います。

東京都立中央ろう学校

受け取った時、バレー男子チームが試合前のミーティングを行っていましたのでそれぞれ手渡しました。

都立中央ろう学校の応援団長の皆様!心のこもった応援メッセージをありがとうございました!