※全日本聾唖連盟による和訳 (2009/01/23 掲載)
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WFDニュースレター | ||
2008年12月号 原文の英語版はこちら |
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目次 ・ WFD事務局 ・ 2009年5月WFD 会議 ・ 世界ろう連盟青年部 (WFDYS) ・ プロジェクト ・ WFD正会員 ・ WFD個人会員キャンペーン ・ 国連(UN)ニュース ・ 国際ニュース ・ 興味深いトピックス ・ 今後のイベント ・ 書籍及び出版物 ・ WFD販売品 ・ WFD事務局の連絡先情報 |
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世界ろう連盟 (WFD)は、1951年ローマ(イタリア)で第1回世界ろう者会議開催中に各国のろう協会の中央組織の役割を果たす国際NOGOとして設立されました。WFDは国連組織の中ではBカテゴリーの諮問資格を有し、国連経済社会理事会 (ECOSOC)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国際労働機関(ILO)、世界保健機構 (WHO)への代表権を有します。また欧州評議会 (CoE)にも参加資格があります。現在、WFDは130の正会員(各国のろう協会)を擁し、正会員およびパートナーの間で協力や情報交換の基盤を提供しています。WFDは国際組織として各国のろう協会を通し、ろう者の人権や各国の手話の地位向上、よりよいろう教育と情報やテクノロジー、サービスへのアクセス向上に力を入れています。 |
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WFD事務局 | ||
WFD事務局は、世界中のすべてのWFDパートナーと友人に平和と友好の願いを送ります。また、WFDは、2008年の1年間にいただいた皆様のすばらしいご協力に感謝申し上げます。 フィンランド外務省は、フィンランド政府国連代表部の提案により、2008年11月10-16日フィンランド政府国連代表団としてニューヨークの国連総会に参加する専門家メンバーおよび市民代表に、名誉理事長リサ・カウピネンを選出しました。 ろう者の国際的コミュニティについて何かお知らせがありましたら、WFDニュースレター編集担当のフィリパ・サンドホルムまでご連絡をお願いします。 |
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2009年5月WFD会議 | ||
WFD会議は2009年5月14日−16日モンテレイ(メキシコ)での開催が予定されています。この会議についての詳細はWFDのホームページとメキシコろう連盟(FEMESOR)のホームページでお知らせします。WFD会員の登録料は80米ドル、非会員の登録料は100米ドルです。 |
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世界ろう連盟青年部(WFDYS) | ||
WFDYS関連のニュースについては、次のホームページをご覧ください:www.wfdys.org |
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プロジェクト | ||
WFDは「ろう者人権に関するグローバル教育プレ計画プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトのパートナー組織です。このプロジェクトに関する8月のセミナーより2回目の中間報告や5回のパワーポイントによるプレゼンテーションなどの最新情報を公開しています。これらの情報は次のホームページで入手可能です:http://wfdeaf.org/projects.html さらには、7地域での調査報告書がまもなくこのホームページでダウンロードできるようになります。 スウェーデン障害者国際支援協会(SHIA)は、12月12日金曜日の理事会において、「西・中央アフリカのろう者の人権および能力開発訓練プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトに金銭的支援を行うことを決定しました。 このプロジェクトはスウェーデンろう協会(SDR)とWFDが協力して実施します。期間は2009年から2011年の予定です。 この3年プロジェクトは、西・中央アフリカのろう協会の能力開発に集中し、この地域のろう協会の組織基盤を強化し、より効果的にろう者の人権擁護運動やロビー活動を行うためのツールを提供することが目的です。本プロジェクトは、人権、特に、最近採択された国連障害者の権利条約(CRPD)や他の権利条約の中で、ろう者にとって、特に重要な条項について、ろう者自身の自覚と知識を増やすことを目標としています。これらの条項には、ろう教育、手話関連、および情報と(手話通訳サービスを含む)各種サービスへのアクセスなどがとりあげられています。 7つのWFD地域事務局で実施されたプレ計画プロジェクトによれば、2007年-2008年の西・中央アフリカ(WCAR)地域は、アラブ地域(RSAR)のWFD暫定地域事務局とともに最も脆弱な地域の1つでした。資金が許されるならば、WFDは今後も、同様な地域プロジェクトを実施するかパートナーでありたいと考えています。 予告:本プロジェクトでは次の人材を募集する予定です: - プロジェクト コーディネーター(フルタイム) - 中央アフリカ地域コーディネーター(フルタイム) - 西アフリカ地域コーディネーター(フルタイム) - 4名の能力開発と人権に関する地域講師(トレーナー)(パートタイム) - 能力開発に関するWFDのマニュアルを更新するパートタイム職員の補充 これらの求人広告と採用条件は1月にWFDホームページの上で公開します。 |
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WFD正会員 | ||
ブラジル ろうの先生と生徒自身は、1ヶ月前、リオグランデ(ブラジル)地域のろう学校閉鎖を中止するようリオグランデ州議会に陳情しました。地方自治体は、ろう生徒を聞こえる子達の学校にインテグレートさせるよりも普通の教育機関の中に特殊学校を開くことを強く主張しました。このような類の政策はろうの人たちのエクスクルージョン(社会的排除)につながります。 ホンジュラス ろうコミュニティ、両親、先生、および手話通訳者はホンジュラス大学の理事にレポートを送り、2002年のホンジュラス全国統計研究所の調査によると全国レベルで34,775人のろう者がいたこと、その内85%が教育、雇用、および政治や公的生活への参加といった基本的権利から除外されていることを報告しました。(教育に関する)法律第18条に則って、教育を改革し、全国の教育制度の中に特殊教育ニーズに対応するに必要な技術的援助と支援サービスを設けていく必要があります。現在、この国にはプロフェッショナルな手話通訳者が8人しかいないため、ろうコミュニティは、より多くの通訳者を増やすことと、通訳者を大学レベルで専門的訓練することを要望しています。 ハンガリー 9月の国際ろうの日に、ハンガリーろう者・難聴者協会(SINOSZ)の主催で、ブダペストのGodorKlubにおいて、「手話会議」が開催されました。 手話会議の主要な後援者は、公民権のための議会委員(オンブズマン)であるメイト・ザボ博士でした。彼は、ハンガリー政府が国連障害者の権利条約に署名することにより、国際的および国内的に、大きな責任を負ったことになると述べました。またザボ博士によると、議会委員事務局(OBH)は、ハンガリーにおけるろう者と難聴者の実情を調査するため、2009年に立ち上げる障害者プロジェクトの一環として、すでに調査を開始しているとのことです。ハンガリーの言語学者であるCsilla Bartha博士が会議の議長を務めました。彼女はハンガリーのろうコミュニティとハンガリー手話の言語学的状況や法的状況について調査しています。 ホンジュラスのデフ・マーチ Photo: ANSH 式典でのホンジュラス手話通訳者と発表者 Photo: ANSH ハンガリーの手話会議 Photo: SINOSZ |
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WFD個人会員になりWFD資金調達キャンペーンをサポートしよう | ||
私達の国際的なチームに参加したいですか?それでしたら個人会員になりましょう!どなたでも参加できます。電子メールのサービスにより年6回のニュースレターと最新のニュースを受け取ることができます。 どのようにしたら参加できますか?ホームページwww.wfdeaf.orgの申込書をダウンロードするか、WFDの事務局へ連絡してください。申込書をお送りします。用紙に記入して、会費を支払いの上、申込書を当事務所まで送ってください。会員証をお送りします。 WFDには現在200人未満の個人会員がいます。私達の目標は、WFDの事業をサポートする人数を数千人にまで急増させることです。案内パンフレットを作成しましたので、皆様のネットワーク、メンバー、友人、および同僚に配布していただきたいと思います。どなたでもWFDに参加することができます。詳しいことは、WFD事務局(連絡先は本ニュースレターの最後のページにあります)へお問い合わせください。 どうぞご自由にこのキャンペーンの情報を広げてください。それぞれの国のメンバーが大幅増加することを願っています! 雑誌あるいはホームページを出版・作成している方は、個人会員キャンペーンの情報をニュースに追加してください。なお、このようなご協力は、会員のWFDに対する善意の行動でなければならず、WFDからは一切の費用負担ができないことをご留意ください。 |
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国連ニュース | ||
国連障害者権利条約(CRPD) 今のところ43か国が国連条約の批准を約束しています。批准済みの国々は以下の通りです。アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、バングラデシュ、ブラジル、チリ、中国、コスタリカ(2008年10月1日批准)、クロアチア、キューバ、エクアドル、エジプト、エルサルバドル、ガボン、ギニア、ホンジュラス、ハンガリー、インド、ジャマイカ、ヨルダン、ケニア、大韓民国、マリ、メキシコ、ナミビア、ニュージーランド、ニカラグア、ニジェール、パナマ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、カタール、サンマリノ、サウジアラビア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、タイ、チュニジア、トルクメニスタン、およびウガンダ。条約(権利)への署名は137か国。選択議定書(個人通報の権利)の署名は80か国です。この条約の詳細は、次のウェブサイトをクリックしてください: www.un.org/disabilities WFD理事長マルク・ヨキネン氏と理事のMs Deborah Oyuu Iyuteは、国際障害同盟(IDA)のいろいろな会議 (すなわちIDA CRPDフォーラムとIDA CRPDフォーラム運営委員会)に出席するためニューヨークへいきました。 IDA CRPDフォーラムは徐々にしっかりとした形になってきており、CRPD 関連の活動を強化しています。会議では、先住民グループ・女性および子供の代表との連携方法とともに、フォーラムの構成やメンバーシップの基準について議論がされました。最近、IDA CRPDフォーラムは、CRPDを完全実施するために、締約国が検討しなければならない法的措置を評価するためにOHCHRが始めた調査研究に貢献しました。WFDはIDA CRPDフォーラム運営委員会のメンバーとしてこの取り組みに参加し、ろう者にとって重要な諸問題を取り上げました。IDAは引き続き各国連特別報告者と協力しそれぞれの分野の行動計画に障害者問題を組み入れるよう努力をします。 2008年11月3日ニューヨークの国連にて国連障害者権利条約(CRPD)第1回締約国会議は、CRPDの新しい委員会を選出しました。選出された委員は、CRPDの実施のモニタリングを担当します。委員会は男性7名と女性5名とから成っています(内9名は障害を持つ人です)。WFD理事長マルク・ヨキネンと理事Ms. Deborah Oyuu Iyute は選出された委員との面談に関わりました。選ばれた12人の委員について詳しいことは次のウェブサイトで入手可能です:http://www.internationaldisabilityalliance.org/forum.html 6名の委員は任期2年、一方、他の6人のメンバーは任期4年です。委員会は2009年2月にジュネーブで初めての1週間のミーティングを開きます。 第1回締約国会議に関するビデオを見るにはこのリンクをクリックしてください: http://www.youtube.com/watch?v=ZzZtV7s8QRY ビデオの終わりの方でWFD理事長マルク・ヨキネンが手話で意見を述べています。 人権協議会の少数民族フォーラム WFD理事長マルク・ヨキネン氏とフィンランドろう協会会長Jaana Keski-Levijokiは2008年12月15 -16日ジュネーブ(スイス)で人権協議会主催の少数民族問題フォーラムに出席しました。このフォーラムは、国家、民族、宗教、および言語の少数民族問題に関する意見交換と協力を促進するための機会を提供するものです。このフォーラムは、国家または民族・宗教・および言語の少数民族に所属する人々の権利宣言のさらなる履行のために、最善の実践方法と挑戦を見分けて分析します。より詳しくは OHCHR's website for minorities をご覧ください。 |
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国際ニュース | ||
障害者人権基金 2008年12月3日国際障害者の日に、障害者権利基金は、途上国の障害者組織の人権擁護を支援する2009年の資金として、英国国際開発省(DFID)から130万米ドルを受け取りました。障害者人権基金に関する詳細は、次のウェブサイトをクリックしてください: www.disabilityrightsfund.org. 支援プログラムのお知らせ オーストラリア援助プログラムが障害者問題に焦点を置くと決めたという情報があります。これは、特にWFD正会員には有用な開発プログラムの情報となるでしょう。詳細は次のウェブサイトをクリックしてください。:http://www.ausaid.gov.au/keyaid/disability.cfm このウェブサイトにダウンロード可能なWordファイルがあります:AusAIDすべてのための開発 - 障害に向けて-包括的なオーストラリア援助プログラム2009-2014年。 カナダ 2008年11月20日カナダ障害者協議会(Council of Canadians with Disabilities, CCD)はまたもや交通アクセス闘争に歴史的勝利しました。カナダ最高裁判所は、障害をもつがゆえに広い座席スペースが必要な人々のニーズに応えるよう航空会社に命じたカナダ交通局の決定に対するエア・カナダ社とウェストジェット社の上訴請求を退けました。障害者が旅行するときの長年の妨げとなっていた障壁を取り除くため、カナダ障害者協議会は2002年にこの行動を起こしました。客室乗務員が提供するサービス以外で補助してもらうために付添人の搭乗を必要とする障害者や、追加のシートを必要とする障害者は、2名分の航空運賃を支払う必要がありました。この決定により、飛行機も、シート追加のための追加料金を徴収されない鉄道、バス、および船旅など、他の輸送手段と同調することになります。詳細は、カナダ障害者協議会:問題点:交通手段 http://www.ccdonline.ca/issues/transportation/index.htm において公開されています。 イラン イランろう者家族協会(IDPFS)は9月に国際ろう週間を祝いました。WFD事務局はたくさんの写真とこの組織の歴史についての興味深い情報を受け取りました。イランのろう者家族協会は1972年に設立され、中央協会の監督の下イランの各州に10の支部があり、ろう者に役立っています。この組織は、社会事業、雇用、手話教育、および文化などのさまざまな領域でろう者にサービスを提供しているプロバイダーです。 IWD祝賀会での手話コーラスのグループ Photos: IDPFS IWD祝賀会で発明品を展示するろうの発明家 Photo: IDPFS IWDのポスター展示 Photo: IDPFS |
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興味深いトピックス | ||
子供を持つろう者のための非常にアクティブな組織がイギリスにあります。Deaf parenting UK (DPUK)という組織です。この組織のウェブサイトには、育児やその他さまざまなことに関するアドバイスや情報が沢山掲載されています。次のウェブサイトをクリックしてください:http://www.deafparent.org.uk |
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今後のイベント | ||
ろう者オンライン会議の支援 (英国Direct Learn Services Ltd) 2009年1月28 - 31日のオンライン会議で、2つのトピックが議論されます:ろう教育と、通訳における倫理とプロフェッショナリズム。このオンライン会議の詳細については http://www.online-conference.net/sdp2009/introduction.htmをクリックしてください。 GW 2009 - 第8回国際ジェスチャー・ワークショップ(独ビーレフェルド大学学際研究センターZiF) ジェスチャー・ウィーク2009 (2009年2月25- 27日)は、身振りに基づくコミュニケーションに関係するさまざまな研究分野から人々を呼び集めることをめざしています。本ワークショップは、マシンとの対話手段として身振りまたは手話を使った最近のアプローチを発表する有名なフォーラムを提供するでしょう。詳細は次のウェブサイトをクリックしてください: http://www.gw2009.de/index.html 第3回リハビリテーション障害国際会議(Prince Salman障害研究センター ) 本会議のテーマは「研究と障害」です。2009年3月22 - 26日にサウジアラビアのリヤドで行われます。この会議の詳細は、次のウェブサイトをクリックしてください:http://www.pscdr.org.sa/en/news/Pages/ThirdInternationalConferenceonDisability.aspx ニュージーランドろう短編映画祭(ニュージーランドろう協会) この映画祭は、2009年5月4 - 10日のニュージーランド手話週間にニュージーランドのウェリントンで行われます。今回は、初めてろう映画の国際展示会も開催します。このフェスティバルに関する詳細は、www.deaffilmfest.co.nzをクリックしてください。 文化歴史と文化研究の国際学会(メキシコ市。人権・文化・ジェンダー・セクシャリティおよび社会問題専門の通信社Enkidu Magazineと 文化歴史と文化研究国際学会 (CHiCS)) この会議のテーマはストーリーテリング(口承文学)、記憶、およびアイデンティティの構築です。さまざまな手話によるストーリーテリングがあるということです。2009年7月1 -5日メキシコシティ(メキシコ)で行われます。この会議のウェブサイトのアドレスはhttp://enkidumagazine.com/chics/esc.htm です。 Multimod 2009 (仏ツールーズ大学発達心理学部心理学訓練研究部門) この国際会議は、子供たちのコミュニケーションの多様性(マルチ・モダリティ):身振り、感情、言語、および認識について、子供たちの多様性に関連した理論、概念、および方法に関する研究を行います。2009年7月9-11日ツールーズ(フランス)で行われます。詳細は次のウェブサイで公開されています。http://w3.eccd.univ-tlse2.fr/multimod2009/index.php?pg=acc&lg=en 第7回ろう歴史国際会議(スウェーデンろう歴史学会) このスウェーデンでの会議と同時に、ろう教育200年を祝います。会議日程は2009年8月4-8日です。スウェーデンの首都ストックホルムで会議が行われます。この会議への参加登録と論文投稿の詳細についてはクリックしてください:www.sdhs.se/dhi.se 10th Asia Pacific Congress on Deafness (APCD 2009) (バンコク 耳科学センター 、聴覚障害・ろう予防WHO-HI-IFOS-ISA 共同センター、耳鼻咽喉科、Siriraj病院医療部門) 2009年8月4 -7日タイのバンコクで第10回ヒアリング・インターナショナル - HI年次総会や第2回神経・耳・聴覚学のASEANアカデミーと連合してAPCD2009が開催されます。この会議に関する情報はウェブサイトwww.apcd2009.orgで公開されています。 第21回夏季デフリンピック(中華台北ろうスポーツ協会) 2009年9月5 - 15日台湾台北においてデフリンピック競技大会が行われます。競技大会の詳細はウェブサイトで公開されています。www.2009deaflympics.org 第5回国際ろう道化フェスティバル(ウクライナろう協会) 2009年9月23-25日、ウクライナのキエフでフェスティバルが行われます。詳細は、Eメールでウクライナろう協会まで連絡してください: chepchina@bigmir.net Participation for All 「完全参加」(在スウェーデン4団体共催による会議) 会議の議題は機会と支援テクノロジーについてです。ろう、難聴、言語障害に関する教育、通訳その他の問題に集中します。2009年10月14 - 16日スウェーデンのエーレブルーで行われます。この会議のウェブサイトは www.partforall.seです。 世界盲ろう連盟(WFDB)第9回へレンケラー世界会議およびWFDB 第3回総会(ウガンダ全国盲ろう者協会) 会議のテーマは「障害者権利条約(CRPD)―盲ろう者の生活を変える」です。ウガンダの首都カンパラで2009年10月22 -27日の間行われます。登録料と摘要に関する情報がウェブサイトで公開されています。www.wfdb.org 第4回精神衛生とろう世界会議(Deaf Services Queensland & Deaf Children Australia) この精神衛生とろうの会議のテーマは「A life to be lived」(人生は生きる為にある)です。ろうの子供と成人の福祉に焦点をあてます。オーストラリアのブリスベーンで2009年10月27-30日に行われます。詳細はwww.mhd2009.orgへどうぞ。 第13回世界ろうマジシャンフェスティバル このフェスティバルは2010年5月23-30日イタリアのCattolicaにおいて行われます。次のウェブサイトをクリックしてください:www.2010wdmf.com。このフェスティバルの詳細は後でお知らせします。 第21回ろう教育国際会議(ICED) - 教育のパートナー 第21回ICED会議が2010年7月18 -22日カナダのブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーで開催されます。この会議の詳細はwww.iced2010.comをクリックしてください。 地域や国際の関心を集めている今後の会議の情報があれば、WFD NEWSやWFDニュースレター、ウェブサイトの今後のイベントのカレンダーに掲載しますので、情報提供を忘れないようにしてください。 |
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書籍及び出版物 | ||
DVD - 世界ろう連盟評議員会、ノルウェーろう協会、AIエクスペリエンシャルカレッジおよびろう者会議センターでの使用を提案する国際手話 Døves Media製作。 このDVDは4年毎のWFD評議員会で一般に使われる手話のガイドとなることを目的としています。DVDの値段は30ユーロです。次の11のトピックがあります。 WFDと国際連合 評議員会 理事会 地理の手話 ミーティングの手続 ミーティングのコミュニケーション プロジェクトと募金 財務 数字 その他の手話 WFD青年部 国際手話ハンドブック 国際手話のハンドブックは25ユーロの値段で、とりわけろう者のためのツールになることを意図しています。私達グループの共同生活を和らげるのに役に立つ手話を提案します。この本がFESORD CV財団の協力のもと(WFDのサポートとともに)CNSE財団とFAXPG財団によって考案・開発・作成された共同製品であることも大変意義のあることです。電子メールで宛先メールは、faxpg@hotmail.com へ注文できます。 中東における障害とろう 参考文献一覧 - M. Miles によるWHO障害とリハビリテーション この情報は、2002年に最初のウェブが公開され、2008年に改定・拡大されて、より多くの項目がリストされるようになりました。 このウェブは子供や成人の医学的損傷、障害、および聴覚障害に関する技術・文化・歴史の項目で構成されています。研究の成果はオンラインのhttp://cirrie.buffalo.edu/bibliography/mideast/index.htmlで全文公開されています。PDF形式でも公開されています。 “Audism Unveiled” オーディズム(聴覚・口話優先主義)の実態by Ben Bahan, H. Dirksen Bauman and Facundo Montenegro (DVD) Audism Unveiledは多くのろうコミュニティで確認できる、ひとつの抑圧の形を明らかにします。単なる描写では表現できないほど、この強力なドキュメンタリーは多様な社会、人種、そして教育環境にいるろう者の実際の生活体験に基づいて、この形の抑圧がどのようにして永続する有害なダメージを与えるかを見せてくれています。英語字幕版とスペイン語字幕版のDVDがあります。 |
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WFD販売品 | ||
WFDでTシャツ(ゴルフ、女性、および普通)、WFDピン、水筒、時計、腕輪、ペン、およびキャップなどのアイテムの注文をご希望の方は、Eメール(宛先アドレスはorders@wfdeaf.org)で注文することができます。 |
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WFD事務局の連絡先 | ||
文書はすべて下記に送ってください: WFD General Secretariat
PO Box 65 FIN- 00401 Helsinki FINLAND Fax: +358 9 5803 572 Email: メールは、info@wfdeaf.org より詳しいことや最新の情報、また連絡のためにはWFDのウェブサイト(www.wfdeaf.org)もチェックしてみてください(会員専用の直接窓口やWFD販売品の注文はWFDのウェブサイトのContactsのページへどうぞ)。WFD理事長と直接連絡を取りたい方は電子メールアドレスメールは、wfd@kl-deaf.fi へどうぞ。 WFDの正会員窓口(各国のろう協会)と連絡を取りたい方は、WFDウェブサイトの'National Members'をクリックしてください。 今後のためニュース価値のある記事はご遠慮なくご投稿ください。いつでもinfo@wfdeaf.orgに記事を転送できます。次号に掲載するよう最善をつくします。また、ニュースレターに関する、どのようなご意見やコメントも大歓迎です! WFDの内部で起きていることの詳細は、WFDウェブサイトをご覧ください:www.wfdeaf.org |
WFDニュースレター 2008年12月号