WFD News September 2023 - provisional translation by the Japanese Federation of the Deaf
WFDニュース - 2023年9月
2023年国際ろう者週間
2023年9月23日(土)の「手話言語の国際デー」で、WFDは世界中で手話言語の認知度を高めました。WFDは、地方、地域、国、国際レベルで開催される何千ものイベントのお知らせを受けとりました。
WFDは、4年連続で「グローバル・リーダーズ・チャレンジ」を行いました。私たちは政治指導者たちに、自国の手話言語で「世界中のろう者が、どこでも手話言語でコミュニケーションできる社会へ！」と手話をするよう呼びかけました。多くの国の指導者がこのチャレンジに参加しました。このチャレンジは、自国手話言語を通して、各国のろう協会が自国の指導者と持続可能な協力関係を築き、維持する機会となっています。
2023年9月23日、世界中が青で輝きました。多くの公共の場所、公共のランドマーク、公的な建物が青い光に照らされ、ろうコミュニティや手話言語が可視化されました。
WFDはまた、イタリアとベルギーのろうコミュニティと一緒に対面でお祝いをしました。また、Zoomを利用したプレゼンテーションや、ビデオを作成しました。ビデオは、正会員に配布され、各国で視聴されました。
WFDは、この日を世界的な祝典とするために尽力してくださったろう協会、指導者、パートナー団体、政府、ろうコミュニティに感謝します！WFDのビジョンである「世界中のろう者が、どこでも手話言語でコミュニケーションできる社会へ！」に向かって、共に歩み続けましょう。
WFD臨時評議員会
世界ろう連盟は、2023年10月21日に開催される臨時評議員会（EGA）に関する情報を世界のろうコミュニティと共有します。
このEGAは19の正会員からの要請により開催されます。今回のEGAの議題は、2027年の「WFD世界ろう者会議」の開催地に焦点を当てたものです。
EGAの後、WFDは最新の情報を提供します。
CRPD委員の立候補募集
WFDはCRPDの実施を提唱しています。CRPD委員会の任務は、各国政府によるCRPDの実施を審査することです。次回のCRPD選挙は2024年6月に行われます。
残念ながら、現在のCRPD委員に手話言語を話すろう者がいません。WFDは、ろう者が世界各地のCRPD実施の監視過程から取り残されることのないようにするためには、CRPD委員会においてろう者の代表をより多く確保することが、極めて重要だと考えています。
あなたは人権の専門家ですか？CRPD委員会の一員になることに関心のあるろう者の人権専門家をご存知ですか？
応募方法
1. 自国の政府に問い合わせる
2. 自国のろう協会に問い合わせる
または、WFDに直接連絡し、応募プロセスについて詳しく知りたい旨をお伝えください。
https://forms.gle/o5EJJ6tWGZo7waFt6
WFDの活動の紹介
WFD事務局に3名の新メンバーが加入
WFDに、3名の新メンバーの加入し、WFD事務局はさらに大きくなりました。
・デルフィーヌ・リ・メール（Delphine le Maire）：人権担当
・ペニンナ・ブリム（Peninnah Vulimu）：防災担当
・イングリット・パーキン（Ingrid Parkin）：開発担当
グアテマラでのワークショップ
グアテマラ全国障害のある人協議会（National Council for Persons with Disabilities in Guatemala）がWFDのグアテマラ正会員であるASORGUAと協力して、ろう者の人権に関するワークショップを開催しました。そのワークショップで、WFDのベルグマン（Bergmann）副理事長とデ・グーベア（de Gouveia）理事が、プレゼンテーションを行いました。
ASORGUAのバマカ（Bamaca）氏は、グアテマラにおけるろう者の状況と障壁について説明しました。WFDの代表は、国連CRPDに明記されている権利と、「インクルーシブ教育」、「アクセシビリティ」、「誰が手話言語を教えるべきか」など様々な問題に関するWFDの方針説明書について説明しました。
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