世界ろう連盟(WFD)「第19回世界会議」の「組織委員会」では、「国際手話通訳者コーディネーター」を募集しています。
「国際手話通訳者コーディネーター」には、国際レベルでの、会議における通訳ニーズについての経験と知識、また会議の通訳スケジュール管理の経験が必要です。
応募の締め切りは2022年12月27日です。
WFDでは、4年に一度、「評議員会」が開催されます。現在、次回の「評議員会」(2023年7月に開催)の日程が近づいて来ています。WFDは各国協会に対し、次期WFD理事会の候補者を推薦する際に、多様な背景を持つ候補者を検討するよう呼びかけています。ご興味のある方は、ご自身の国のろう協会に連絡してください。
様々な違いの中で、共に強くなりましょう!
WFDは、グローバル・サウス(訳注:アフリカ、ラテンアメリカ、アジアの発展途上地域に位置する国々のグループのこと)、中でもろうの女性の状況について、情報や統計を収集することが重要であると感じています。
「クリスチャン・ブラインド・ミッション~世界障害インクルージョン(CBM Global Disability Inclusion)」の支援を受けて、WFDはナイジェリアで調査プロジェクトを行いました。このプロジェクトでは、ナイジェリアの女性が保健医療にアクセスする際にどのような障壁に直面しているかを調査しました。WFDは、ろう者が主導する調査を通じて、女性が、さらにアクセス権を持てるようにするという課題の達成を目指しています。
WFDは、研究報告書「緊急時におけるろうのナイジェリア女性・少女の医療アクセスへの障壁:彼女たちの交差的アイデンティティへの追加的影響に関する分析」を発表しました。
国際障害同盟の理事会
WFD理事長のジョセフ・マレー博士(Dr. Joseph Murray)は、「国際障害同盟」の理事会に事務局長として出席しました。
韓国への訪問
WFD会議渉外係のオードリー・サングラ(Audrey Sangla)が、「第19回WFD世界会議」の準備のために、韓国を訪問しました。この訪問は、済州の様々な会場を訪れ、組織委員会と専門会議運営者に会う機会となりました。
第6回障害とリハビリテーション国際会議
サウジアラビアで開催された「第6回障害とリハビリテーション国際会議」において、WFD理事長は、アラブ地域のそれぞれの手話言語が法的認知されることの重要性を強調しました。
チュニジアでの研修
12月9日から11日に、チュニジアのハマメットにおいて、WFD人権担当が、チュニジアの弁護士グループに対して、「能力開発研修」を行いました。この「能力開発研修」は、障害のある人の権利に対する国際的枠組みに関する研修であり、「マイノリティ・ライツ・グループ・インターナショナル(Minority Rights Group International)」が主催しました。
最新情報:74カ国が、自国の手話言語を公式に認知しています。WFDは、ろう者の完全なインクルージョンのために、他の国にも手話言語を認知するよう呼びかけています!
もしあなたの国の手話言語の法律がここに掲載されていない場合は、WFD手話言語権担当のスサーナ・スティグリッチ(Susana Stiglich)(susana.stiglich@wfdeaf.org)にご連絡ください。その際に、当該の法律がある証拠を示してください。
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