※全日本ろうあ連盟仮訳
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コンセプトノート
グローバル・リーダーズ・チャレンジ

2022 年の「手話言語の国際デー」では、手話言語によって生み出される「団結」に世界中の焦点を当てます。手話言語が自国の活気ある多様な「言語景観(注 1)」の一部となるよう、ろうコミュニティと政府や市民社会組織が手を取り合って、育成・促進・認知するための共同努力を続けます。全てのろう者や各国の手話言語使用者がもつ言語的・文化的アイデンティの促進・保護は、パートナーシップおよび団結によってのみ達成することができるのです。その理由は以下の通りです。

手話言語で団結しよう!

「手話言語の国際デー」は、2017年に採択された国連の決議A/RES/72/161により、9月23日を「手話言語の国際デー」と認定したことから始まりました。

2020年、2021年の「グローバル・リーダーズ・チャレンジ」の成功に続き、来る2022年9月23日の「手話言語の国際デー」に、「グローバル・リーダーズ・チャレンジ」を継続して行うことを、WFDは、誇りを持って発表します。「グローバル・リーダーズ・チャレンジ」は、各国および世界のリーダーが、各国のろう協会と協力して、各国の手話言語の使用を促進することを目的としています。

国のリーダー(首相、大統領、その他の政府関係者、国会議員、市議会議員など)は、自国の手話言語で「手話言語で団結しよう!」と手話をしてください。

「グローバル・リーダーズ・チャレンジ」は、各国のろう協会が、自国の手話言語の使用を通して、自国のリーダー達と持続可能な協力関係を築き、維持する機会となります。

過去の「グローバル・リーダーズ・チャレンジ2020」「グローバル・リーダーズ・チャレンジ2021」で、リーダー達の動画をご覧ください。

技術的な手順

WFDは、各国のろう協会が、それぞれの国のリーダーに連絡を取り、このチャレンジに参加するよう呼びかけることを奨励します。また、各国のろう協会が、このチャレンジを行うリーダー達を支援するよう奨励します。各国のろう協会は、例(今年のテーマである「手話言語で団結しよう!」を、自国の手話言語で表現した例)をリーダー達に提示してください。

リーダー達の動画を全て集めるため、2022年9月20日までに、こちらのフォームに入力をお願いします。WFDは、受け取った動画をウェブページに掲載します。また、動画は、「#IDSL」「#GlobalLeadersChallenge」 のハッシュタグをつけ、「@Wfdeaf」のタグをつけて、ソーシャルメディアで公開します。


注1:言語景観
情報・知識 imidasによると「街頭、公共施設、店舗などに見られる言語表記のこと。」

【引用文献】"言語景観[言語とコミュニケーション]", 情報・知識 imidas, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-04-14)

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