全日本ろうあ連盟は国際協力機構(JICA)からの委託を受け、1995年から2004年までの10年間、加盟団体の協力を得て「聾者のための指導者(アジア・大洋州諸国)」研修を毎年実施してまいりました。その業績は日本政府およびアジア各国からも高い評価を受け、2005年度より参加国対象をアジア・
大洋州諸国のみならず南米・アフリカ諸国へ拡大しての新たな事業「聾者のための指導者」研修事業IIを実施することになりました。
本年も、10月10日より7ヶ国(タイ、マレーシア、ベトナム、ウズベキスタン、中国、メキシコ、コロンビア)から8名の研修員が来日し、大阪、宮崎、広島などで日本の聴覚障害者の組織運営と手話通訳制度について学んでおります。
はるか遠くの異国から来たろう者に日本はどう映ったのか、研修員による各国の状況及び日本での研修成果を報告する国際ろう者セミナーを開催いたします。当日午前は数班に分かれて、各国の手話を本格的に学ぶ模擬講習会も予定しています。つきましては、参加者を広く募集いたしますので、参加をご希望の方はご氏名・ご連絡先を明記の上、下記あて先まで申し込みください。
尚、研修員は国際手話で発表しますが、日本手話および日本語通訳が用意されますので、生の国際手話を見ながら日本手話と照らし合わせて学ぶことも可能で
す。どうぞ奮ってご参加ください。
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