両議院の議長・厚生労働委員会委員全員に同文を提出
2005年6月1日

衆議院議長
河野洋平 様

162-0801東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
財団法人全日本聾唖連盟
理事長      安藤豊喜

「障害者自立支援法案」審議への緊急要望について

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
 日頃より、私ども聴覚障害者の福祉向上にご理解ご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
 現在、衆議院にて行なわれています「障害者自立支援法案」に対して、私たちは、応益負担の導入は聴覚障害者の社会参加や自立のための福祉制度利用が抑制されると懸念しています。
 これは、全国の聴覚障害者の一致した危惧であり、2,700人が参加して5月29日に北海道札幌市で開催しました第53回全国ろうあ者大会でも見直しを求める方向での論議が展開され、通常の大会宣言のほかに「緊急決議」が採択されました。この緊急決議に基づき、応益負担を導入する障害者自立支援法案の全面見直しを求めるとともに、真に障害者の自立を推進する法案への修正を立法府に強く要望致します。

添付資料

(1) 大会宣言
(2) 緊急決議
(3) 日本聴力障害新聞2005年6月1日号

以 上