2006年1月27日

北海道旅客鉄道株式会社 様
東日本旅客鉄道株式会社 様
西日本旅客鉄道株式会社 様
東海旅客鉄道株式会社 様
四国旅客鉄道株式会社 様
九州旅客鉄道株式会社 様


東京都新宿区山吹町130 SKビル8F 
電話03-3268-8847・Fax.03-3267-3445
財 団 法 人 全 日 本 聾 唖 連 盟 
理 事 長 安 藤 豊 喜 


聴覚障害者の福祉施策への要望について



 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日頃より、私ども聴覚障害者の福祉向上にご理解ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて当連盟は、昨年5月29日北海道札幌市において第53回全国ろうあ者大会を開催しました。 この全国大会決議の趣旨に基づき、聴覚障害者の福祉に関し下記の通り要望いたしますので、 その早期実現をお願い申し上げます。





  1. ジパングクラブにおける新幹線のぞみの利用と、JR運賃の短距離単身割引制限の撤廃をお願いします。
    【説明】
     のぞみの運行本数が増え、自由席も加わり東海道新幹線では一時間あたりのぞみ7本、 ひかり2本、こだま2〜3本になっており、「のぞみ」=新幹線という感覚で利用できる時代になっています。 ジパング制度で「のぞみ」が利用できないことは、大変不便であります。時代に即した改正をお願いします。

     近年、ノーマライゼーションの広がりと、 障害者に対するバリアフリーが進み障害者の社会参加が広がっております。
     JRの、障害者運賃割引は乗車券のみ、単独乗車は100km以上となっており、 障害者の社会参加のバリアとなっております、さらに多くの私鉄の運賃割引もJRに準ずる制度となっています。 障害者が自由に鉄道を利用し、さらに社会参加を広げていくために、運賃割引の距離制限の撤廃をお願いします。


以  上