WFD事務局よりお知らせ
新しい「WFDニュースレター」春号にようこそ。これは新しい名称になって初めての号です。この名称の変更は、昨年10月モスクワのロシアろう連盟での第85回WFD理事会で決定しました。皆さんにとって耳よりで興味深い記事が多いことを願っております。この「ニュースレター」という新しい名称はこれまでの「WFDサーキュラー」にとって代わるものです。これより、WFDは「WFDサーキュラー」を発行することはありません。
このニュースレターの目的は、世界中で起きている出来事や行事など最新のニュースを、すべての会員に提供することにあります。ニュースレターは2ヶ月ごとに発行予定です。このニュースレターの英語のオリジナルはWFDのホームページでもご覧になれます。
私たちが世界中の最も重要な情報を確実に得られるように、今後ニュースレターに掲載できるようなニュース価値の高い記事があれば、ぜひ送ってください。記事は、info@wfdeaf.orgで随時受け付けていますし、私たちもその記事を次号に掲載するよう努力いたします。また、ニュースレターに対する感想や意見も大歓迎です!
WFD内での詳しい情報はWFDのホームページwww.wfdeaf.orgをご覧ください。
WFD理事会
第86回理事会が、2007年1月22ー24日ノルウェーろう協会主催でノルウェーのオールにて開かれました。この理事会は、オールろう高等学校で開催されましたが、今後のWFD評議員会、WFD報告書、活動計画について活発な議論がなされるなど充実したものでした。
理事会のあと、メンバーたちはノルウェーの首都であるオスロに移動し、2007年1月25日ノルウェーろう協会が企画した人権セミナーに参加しました。WFD名誉理事長であるリサ・カウピネン氏は、ノルウェー全国からの参加者やノルウェー政府の代表者に、国連条約について講演をしました。
WFD理事や職員一同、この第86回理事会を主催し企画してくださったハンネ・ベルゲ・キュビットバーとジョゼフ・マレーの両氏に感謝いたします。
次回の理事会は2007年7月10ー11日、スペインのマドリッドでスペインろう協会主催で開催される予定です。
WFD正会員(各国ろう協会)であれば、自国でWFD理事会を主催することができます。もし貴国のろう協会が会議を主催したいのであればWFD事務局までご連絡ください。連絡先はこのニュースレターの最終ページにあります。
世界ろう連盟青年部(WFDYS)のサイトが1ヶ月前に立ち上げられました。www.wfdeaf.org/youth をクリックしてみてください。
WFDYSのキャンプが2007年7月6ー13日にスペインのセゴビアで行われます。このキャンプについての詳細は世界会議のホームページにあります。
WFDの訪問および派遣
モロッコ、フェズにて2006年11月30日ー12月3日第1回国際ろうフォーラム
11月30日から12月3日まで、北アフリカ史上初の国際会議が、ラバト北東部に位置する歴史あるフェズ市にて開かれました。この第1回国際ろうフォーラムに200人のろうの代表者やろう者にかかわる専門家が参加しました。代表者はアラブの数カ国やアフリカ数カ国から参加しました。発表者は、フランス、オランダ、ナイジェリア、南アフリカ、米国のろう者および聴者で、5つの分野についてさまざまな課題を提供しました。その分野は、ろう者の人権、健康と予防、社会参加、高等教育と専門訓練、雇用機会に関する国際協力の5分野でした。WFD元理事長であり、名誉会員でもあるイエーカー・アンダーソン氏がこの会議に参加しました。この会議についての詳細はWFDのホームページをご覧ください。
国連専門家パネル
カタール、ドーハにて 2007年1月28ー29日
マルク・ヨキネン理事長は、国連の障害問題特別報告者であるヒッサ・アル・タニさんが主催する国連専門家パネルに出席しました。この会合は障害分野における最近の動向、つまり、基準規則と採択されたばかりの障害者権利条約との関連などについて議論するために設けられたものです。条約のモニタリングをどうおこなうか、特に、モニタリング委員会には、委員として障害当事者の参加をいかに確保するかについて、多くの質問が出されました。また、国連のあらゆる取り組みにおいて、障害問題の位置づけを格上げさせること、世界中の数百万人もの人々の生活に関わる問題をもっと前面に打ち出すことが非常に重要だということが強調されました。特別報告者の位置付けも新しい国連人権委員会で強固なものになるとみられています。さらに、アジア・太平洋地域、アラブ・アフリカ地域における国連障害者10ヵ年計画、来るラテンアメリカ障害者10ヵ年計画についても話し合いがおこなわれました。ヨキネン理事長は、カタールろう文化中央センターも訪問しました。理事長はその団体の歓迎に心から感謝しています!
国際手話とろう研究(SiLanDS)センター開所
中央ランカシャー大学、イギリス、プレストン
世界ろう連盟の副理事長のフェリシアノ・ソラ・リミア(Feliciano Sola Limia)氏は、SiLanDS開所式典に出席し、このセンターが、政府に英国やその周辺のろう者の問題やろう教育についての情報を提供していく可能性を強調する基調講演をしました。また、WFD理事であるフランシス・クウィム・ボイソン(Francis Kwame Boison)氏も、その開所式典に出席しました。詳細はWFDホームページをご覧ください。
国際障害同盟(IDA)会議
2007年2月16ー18日、ニューヨークにて
国際障害同盟は、今年の2月に、ニューヨークで本年最初の会議を開催しました。この会議には8つの国際組織からの代表者が集まりました。WFDからはマルク・ヨキネン理事長と理事であるマルタ・ルシア・オソルノ・ポサダ(Martha Lucia Osorno Posada)女史が出席しました。この会議では、IDAの将来、国際障害コーカス(IDC)との関係、新しく採択された条約とそのモニタリングにおける障害者団体の役割、について議論がなされました。さらに、別の国連特別機関が進めている手続きについての議論もありました。IDAの事業や会議は、スウェーデン国際開発庁(Sida)からの支援で運営されています。
イタリアろう協会(ENS)による第3回全国手話会議
3月9ー11日、イタリア、ヴェローナにて
イタリアろう協会(ENS)が主催した第3回全国手話会議には、あらゆる分野の専門家約1000人が集まりました。WFD理事長マルク・ヨキネン氏と名誉理事長リサ・カウピネン氏は、本会議で講演をおこないました。この会議は成功をおさめ、イタリア政府がいまやイタリア手話を法律上言語として認めることに前向きになっています。ENSのすばらしい業績にお祝いを申し上げます!
世界のニュース
国連切手
障害者の権利条約が採択されたことをきっかけに、国連郵政部(UNPA)は、2008年9月に6枚の郵便切手を発売することにしています。これらの切手はそれぞれが障害者の人権というテーマに沿ったもので、手話もそのテーマのひとつです。他には、尊厳の尊重、障害と教育、アクセシビリティ、指点字、「私たち抜きで私たちのことを決めないで」がテーマになっています。
UNPAは、切手やその他のUNPAの商品への採用を国連切手諮問委員会(SAC)が検討することができるように、デザインをSACに送るよう、障害のあるアーティストに呼びかけています。切手をデザインするということは、他の視覚デザインとは全く異なり、すべてのものを小型におさめなければなりません。通常、UNPAは切手のデザインを内部で、あるいは専門の商業アーティストに託しています。正会員ならば、WFD宛てにこの分野の経験を有する障害のある商業アーティストを推薦することができます。そのアーティストの履歴書と作品の見本を、できるだけ早くWFDのinfo@wfdeaf.org に送ってください。
WFD、新しい計画をスタートさせる
WFDは今年2007年に、ろう者の人権に関する世界的な教育プロジェクトのための前準備をスタートさせるつもりです。前準備期間である2007年から2008年のあいだに、WFDは各地域の現状やろう者のニーズについての調査をおこなうために、7つの地域会議を計画しています。この分析をもとにして、WFDは、WFD地域事務局と各会員における人権に関する世界的な教育プロジェクト企画を含むプロジェクト申請書を作成する予定です。
7つの地域とは次の通りです。南アメリカ、東・南アフリカ、東欧・中央アジア、中央アメリカ・カリブ海沿岸、アジア・太平洋、アラブ、西アフリカ。
オーストラリアのコリン・アレン(Colin Allen)氏がこのプロジェクトの担当に任命されました。運営委員会は、WFDの正会員、スウェーデンろう協会(SDR)、フィンランドろう協会(FAD)、スウェーデン障害者国際援助団体協会(SHIA)からなります。
この2年間の前準備プロジェクトには、スウェーデン国際開発庁(Sida)からの資金が充てられます。スウェーデンろう協会、フィンランドろう協会、また、その他北欧のろう協会に、本プロジェクトを通してのWFDへのご支援くださることを感謝します。
2007年7月14ー15日WFD評議員会
世界会議に先立って、2007年7月14ー15日にスペインのマドリッドで第17回評議員会がおこなわれます。
国際手話
WFD評議員会で通常使われている国際手話のDVD、「WFD評議員会用国際手話集」はスペインのマドリッドでのWFD世界会議期間中に購入できます。
第15回WFD世界ろう者会議
この会議がすべて成功し、それによって、これまでやってきたことを今後も同じ情熱、熱意、プロ意識でやり続けるという自信につながり、また日常生活の中で手話が使われるようになると共に、現在の社会で困難に直面している人たちの権利を向上させる励みとなることを、私たちは願っています。すべてにおいて、私たちは、ともによりよい将来を築いてゆきたいと思います。
ホセ・ルイス・ロドリゲス・ザパテロ
スペイン首相
第15回WFD世界会議は、ろう者や手話に関する最大かつ最も威信のある国際会議であり、専門家、団体、政府関係者、その他様々な分野でかかわりを持つ人たちが集まる場であります。この会議は2007年7月16ー22日にスペインのマドリッドで開かれます。この世界会議のプログラムは、発表、特別分科会、ワークショップ、文化や演劇発表の研修や展示など、世界中の老若男女問わず皆さんのために、多岐にわたるものとなっています。
評議員会は世界会議に先立って2007年7月14ー15日に開催されます。128カ国のWFD加盟国からの代表者がWFDの今後と方針について話し合い採決することになっています。
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日程 内容
2007年7月13日 評議員会(GA)のためのワークショップ(GA準備)
2007年7月14ー15日 評議員会(GA)
2007年7月16日 開会式
2007年7月16ー21日 分科会、特別分科会、演劇、など
2007年7月22日 閉会式、ガラ・パーティ
アブストラクト
アブストラクト提出は締め切りました。原稿提出に関する詳細は、世界会議のホームページをご覧ください。あるいは、会議組織委員会までお問い合わせください。(wfdcongress@cnse.es )
会議プログラムと登録
世界会議の最終プログラム冊子は、WFD世界会議の組織委員会から入手できますので、冊子をご希望の場合は直接問い合わせてください。
早期登録申し込みの締め切りは2007年4月15日です。詳細はWFD世界会議のホームページをご覧ください。www.wfdcongress.org
世界のニュース
ブラジル
ブラジルからWFD事務局宛てのEメールによれば、昨年ろうの歴史のホームページを立ち上げたとのことです。ただし、スペイン語のみです。このホームページのアドレスはwww.cultura-sorda-edu/ です。
デンマーク
デンマークでは、フロントランナーと呼ばれる世界中のろうの青年のための第2回リーダーシップ養成プログラムがおこなわれますが、これは世界では他にない企画です。この養成プログラムは、デフコミュニティがよりよい世界を創りあげるだけの力を持てるようにすることを目指したものです。このプログラムの3回目は2007年9月に始まります。申し込み締め切りは2007年6月1日です。詳細はwww.frontrunners.dk をご覧ください。
エストニア
エストニアデフコミュニティにとって朗報です!!2007年3月1日、エストニア手話がデフコミュニティの公的手話であると法的に認められたと、エストニアろう協会より知らせがありました。エストニアデフコミュニティにお祝いを申し上げます!
コソボ
コソボろう協会は、コソボ政府に対し法律にろう者の権利を含めるよう陳情することに成功しました。内閣府は、現在、コソボ手話を法的に認めるためのワーキンググループを発足しました。
レバノン
レバノンは、レバノン手話のホームページを立ち上げました。クリックしてみましょう。http://ile-signes.usj.edu.lb:8080/lsl
マダガスカル
2006年12月にマダガスカルろう協会(FMM)はマダガスカルの教育省と会合の場を持ち、ろう教育の計画について話し合いました。教師たちへの手話指導法のプロジェクトを依頼しました。FMMはマダガスカル各地域を訪問し、ろう児の統計をとる必要があります。教育省は以下のように提案しました。
- 地域のろう児の統計を集めること
- ろう児を教えたい、または教えている地域の教師を集めること
FMMは今年中にこの指導をおこなうことを願っています。また、ユニセフに対してろう児を教育するプロジェクトへの資金援助を求めました。
スペイン
スペインのマドリッドに手話カフェができました。このカフェについての詳細はスペイン語のみですが、www.cafedelossignos.com をご覧ください。住所は以下のとおりです。
Cafe de los Signos
Paseo Santa Maria de la Cabeza
75
Madrid, Spain
ウガンダ
ウガンダのろう者は、ウガンダ国会に対し、全てのウガンダのろう者が情報にアクセスすることができるように、ウガンダ手話に関する政策を施行するように陳情しました。嘆願において、障害者代表の名誉国会議員である、ろうのアレックス・ニージ氏は、ろう者が人権を十分に享受できるように、このような政策を承認する必要があると述べました。ウガンダ国会の議長は、議会では、ろう者がコミュニケーションをするのに効果的な方法を提供すべきであると述べ、また、世間一般の人がろう者とコミュニケーションをスムーズにするために手話を学ぶようにしたり、ろう者のサービスへのアクセスを保証したりしなければならないと述べた。
アメリカ
ロチェスター工科大学のろう技術学校には、ろう者が第二次世界大戦をどう生きたかを教えてくれるホームページ(www.rit.edu/deafww2)があります。このホームページには、ビデオテープの一部、証言、記事、原稿、アートワーク、本、関連リンクが見られます。これは生徒、教師、学者、研究者、歴史家のために作られました。
HIV/AIDSと障害
アフリカのHIV/AIDS障害連合は、2007年1月24-26日、南アフリカのケープタウンで、が初めておこなったキャンペーンが、2007年1月24ー26日南アフリカのケープタウンで開催され、大陸全体から、当事者を含むHIV/AIDS組織、政府関係者、専門家が集まりました。タンザニアろう協会のDickson Mveyange氏はタンザニアのHIV/AIDSや障害者のための手引き書を書いた人として招待されました。視覚障害者や肢体不自由者がたくさんいましたが、ろう者は少数でした。
それでも、ろう者たちは技術諮問委員会でADU(アフリカろう連合)の傘下のもとに代表をつとめようとしました。 George Obuya氏が、最初の1年間諮問委員会の任務を担う者として選ばれました。
WFD個人会員へのお誘い
個人会員になることでわたしたち国際的団体の一員になりませんか?どなたでも入会できます。年に4回の会報とEメールサービスによる最新の情報を入手できます。(訳注:会報やEメールなどの情報は全て英語です。)
会員ならば2007年7月16ー22日にスペインのマドリッドで開催されるWFD世界会議のチケットを安く購入できます。詳細は世界会議のホームページをご覧ください。www.wfdcongress.org
入会方法は?申込書をwww.wfdeaf.org で入手するかまたはこちらの事務局にご連絡いただければお送りします。この申込書に記入し会費を払い込んだ上で、こちらまでお送りください。会員証をお送りします。
WFD商品
WFDグッズ、たとえばTシャツ、WFDピン、ウォーターボトル、時計、文鎮、ろう教育におけるバイリンガリズムの本など、お買い上げいただける方は、WFD注文書がホームページですぐに入手できますのでごらんください。
今後開催予定のイベント
「手話言語学における言語間研究および国際間協力」
オランダのナイメーヘンにあるマックス・プランク心理学研究所は、イギリスのプレストンの中央ランカシャー大学と協力して、この国際会議を主催します。このワークショップはオランダのナイメーヘンで2007年4月10ー14日におこなわれます。詳細は次のホームページまで。http://www.deafacademics.org/news/show_news_item.php?id=31
クリティカルリンク5「通訳の質:責任の共有」
2007年4月11ー15日オーストラリアのシドニーで開かれます。クリティカルリンク5は、派遣通訳者に加えて、裁判所、政府機関、大学、教育機関、翻訳業などで仕事をする専門家向けのものであります。この会議についての詳細は、会議事務局まで。Eメール:info@criticallink2007.com
ホームページ:www.criticallink2007.com
世界盲連合(WBU)ー障害者インターナショナル(DPI)第4回アフリカフォーラム「社会的インクルージョン」
このフォーラムは視覚障害と社会的排他を課題とし、教育へのインクルージョンを目指すもので、社会的インクルージョンとして視覚障害は雇用、レジャー、スポーツでは障害にならないということです。このフォーラムに参加したい方は、登録書をホームページから取り寄せられます。
www.sightsavers.org/idp-africa-forum/default.htm
このフォーラムは2007年5月6ー12日、ケニアのナイロビで開かれます。
WWW2007:第16回国際ワールドワイドウェブ会議
この会議には技術分野に興味ある方なら参加できます。詳細はホームページへ。
www.2007.org 。 会議の日程は2007年5月8ー12日で、カナダのバンフで開かれます。
国際会議ーろう者の言語の権利:手話に対する政府の支援、研究、および使用
この会議は、モスクワの全ロシアろう協会主催で、WFD、ロシア連盟の保健・社会発展部門、ロシアのUN情報センターの援助を得て、2007年5月22ー23日に開催されます。この会議の最終目的は、社会に対して手話がろう者の生活にとって重要であることを知らせ、障害者の権利条約の履行にあたって行動を起こし、国際間協力を広げ、手話の研究や使用を支援し、政府組織に実用的な提案を起こそうというものです。この会議の詳細はEメールpresident@vog.su
またはホームページwww.vog.su まで。
2007年第2回ヨーロッパのろう者の国境なき集会
オーストリアのヴォーラルベルグにある文化・スポーツろう協会は、2007年6月7ー9日オーストリアのドルンビルンでろう者のためのプログラムを企画しています。この国境なき集会についての詳細はトーマス・ダンサーまでEメールで連絡してください。Spiele07@vgskv.at またはホームページの
www.gehoerlos.eu まで。
デフ・アート ナウ!2007
スウェーデンのストックホルムで2007年6月15ー17日に開催予定のこの祭典は中止となりました。しかし、2007年6月18ー22日のヨーロッパのプロのろうアーティストのワークショップは開かれる予定です。詳細はホームページ
www.deafartsnow.com またはEメールinfo@deafartsnow.com まで。
アフリカのろう女性とHIV/AIDS「もう待てない」会は、2007年6月21ー23日南アフリカのヨハネスバーグにて開かれます。詳細は、Janice M. Johnson
Janice.Johnson@gallaudet.edu まで。
クラン・ドイユ 2007年フェスティバルーヨーロッパろう者のデフアート会議
このフェスティバルは、2007年6月29日ー7月1日、フランスのランスで開催されます。このフェスティバルでは、視聴覚作品、写真、ダンス、音楽、舞台劇、マイム、語り、詩、お笑い、絵画、彫刻、クラフト、ファッションがあります。詳細はホームページまで。www.clin-doeil.eu
第11回国際マイノリティ言語会議(ICML11)
ーマイノリティ言語の多言語使用、市民権、展望:ヨーロッパにおける異言語のイデオロギーおよび実践 2007年7月5ー6日ハンガリーのぺクスにて
上記の通り、この会議のトピックに特別に重点が置かれています。この会議には、マイノリティ言語、二言語または多言語使用による見解の相違、バイリンガル教育、言語イデオロギー、言語およびアイデンティティの構造、特に新生ヨーロッパにおけるマイノリティ言語の保護および活性化、について、研究者たちがともに論じ合うことになるでしょう。www.nytud.hu/icm111 をご覧ください。
WASLI2007(世界手話通訳者協会)ー世界における手話通訳という職業の多様性と共有
スペイン手話通訳者連盟(FILSE)が主催して、2007年7月13ー15日スペインのセゴビアにてこの会議が開催されます。会議登録についての詳細は次のホームページまで。www.wasli.org/Conf_2007-htm
2007年国際子供キャンプ
このキャンプはマドリッド近くの自然に恵まれたところで、世界中の子供やティーンエイジャーたちが1週間をすごすというユニークな企画で、異なる文化を知り経験を分かち合う機会となるでしょう。このキャンプは2007年7月16ー22日のあいだ、第15回WFD世界会議と同時におこなわれ、6歳から17歳までが対象で、スポーツや芸術活動、ワークショップに参加できます。詳細は
http://www.deafchildrenandteencamp.org まで。
アフリカに架ける橋:聴力を失った子供のための早期発達
第1回早期発見と教育(EHDI)会議が2007年8月13ー14日、南アフリカのヨハネスバーグで開かれます。この会議の目的は、ろう分野におけるEHDIの成功に焦点を当て、当事者全員のために初のフォーラムを開き、両親、教師、政策担当者たちなど全員に平等に意見を公開し、EHDIー南アフリカとアフリカの協力関係を作り上げ、南アフリカとアフリカに自覚と機能の向上を持たせることにあります。この会議の詳細は、会議事務局のブレンディ・レーシー・スミス(Brendy Lacey-Smith)まで。
Brenda.Lacey-Smith@wits.ac.za
図書館と情報の世界会議:第73回IFLA協議会および評議会
この会議は南アフリカのダーバンで2007年8月19ー23日に開催されます。この会議のテーマは、「図書館の将来:前進、発展、協力」です。この会議の詳細はホームページでご覧になれます。http://www.ifla.org/IV/ifla73/index.htm
障害者インターナショナルー第7回DPI世界総会
このDPI世界総会のテーマは、「我々の権利、我々の条約、それは全ての人のため!グローバルな活動こそが次のステップだ」です。目的は、世界中の障害者の人権状況を分析し、各国のレポートからDPI活動を評価し、長期または中期計画を立てて、各国の障害者のための開発プランを要請することです。この総会についての情報はホームページで見られます。
www.dpiwa.net
通訳の質の基準を決めるーEFSLI(手話通訳者ヨーロッパフォーラム)AGM会議
この会議はスイス・ドイツ手話通訳者協会により、2007年9月14ー16日、スイスのチューリッヒでおこなわれます。詳細はwww-bgd.ch まで。
北米デフマジシャンフェスティバル
2007年9月27ー29日、カナダのバンクーバーでデフマジシャンの集会があります。カナダ、アメリカを含む北米大陸でこのようなイベントを開催するのは史上初のことです。詳細はNADMF(北米デフマジシャンフェスティバル2007)のホームページをご覧ください。http://www.nadmf2007.com
デフアーティストの国際展示会
2007年10月1ー10日、ウクライナのキエフでこの国際的イベントがウクライナろう協会主催でおこなわれます。詳細やこの会の参加申し込みについては、ウクライナろう協会の本部まで問い合わせてください。
74 Velyka Vasylkivska St.,
Kyiv, 03150 Ukraine
Tel/Fax +38 44 287 1561, +38
44 287 5052
Eメール:cp_utog@ukr.net
第12回世界ろうマジシャンフェスティバル
第12回世界ろうマジシャンフェスティバルは2008年4月にアメリカのカリフォルニア、リバーサイドで開かれます。詳細を知りたい方は、委員のサミュエル・ルイス・Jr(Samuel Ruiz, Jr)にEメール(magic2008wdmf@aol.com またはFax+1 951 653 3271でお問い合わせください。
国際シンポジウムー教育テクノロジーとろう教育
このシンポジウムは、ろうや難聴の生徒を教える世界中の教師たちのためのフォーラムで、指導または学習過程における教育テクノロジーの現状と将来の展開について、情報交換する場であります。これは2008年6月23ー26日アメリカのロチェスターで開催されます。このシンポジウムの詳細はhttp://www.rit.edu~techsym まで。
今後予定されている会議、地域または国際的に興味深いことがあれば、WFDニュースやWFDニュースレターのイベント案内に掲載しますので、必ず情報をこちらまでお知らせください。
WFDニュース、サーキュラー、ホームページ
「WFDニュース」の最後の発行は2004年12月でした。予算の関係により、年毎の出版物の量を減らさねばならず、世界会議前に1冊発行できればと願っています。会員の皆さんに、WFDニュースの記事になるような情報または報告があれば、明瞭なコピーまたはディスクを、明確なロゴまたは写真を添えてWFD事務局まで送っていただきたいと思います。wfd@kl-deaf.fi
出版物
世界手話通訳者協会(WASLI)の設立総会会議集
この本は、すべての手話通訳者、手話通訳を目指す学生、手話通訳指導者、デフコミュニティの人たち、研究者、学者にとって役に立つ本です。この本を入手希望の方は、WASLIのホームページまで。www.wasli.org/sales.htm
国名手話
自国でつかわれている国名の手話を知ることが必要な場合がよくあります。この本は評判がよく、全日ろう連(JFD)がWFDのために製作したもので、JFD宛てに注文できます。発行者:WFD(2003)、編纂:日本手話研究所およびトーマス・ヘドバーグ(スウェーデンろう協会) この本を入手希望の方は遠慮なく全日ろう連まで。連絡先は以下の通りです。(略)
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