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ワークショップの目的(UNESCAP)
「障害者の権利及び尊厳の促進及び保護に関する
包括的かつ総合的な国際条約」に向けての地域ワークショップ
2003年10月14〜17日
タイ、バンコク
資料提供:社会問題担当官、人口と社会統合局/社会問題部 長田ケイ
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ESCAP地域における障害のメインストリーミング
- 開発及び「びわこミレニアム計画」(障害を持つ女性、早期介入、教育、職業、貧困軽減)における障害のメインストリーミング
- エンパワメント及び権利擁護
- アジア太平洋地域の障害者のために、権利に基づくアプローチを用いた開発及び発展
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障害者の国際権利条約の起草に向けて
- 条約に関するこれまでの取り組みの概要
- 「障害者の権利及び尊厳の促進及び保護に関する包括的かつ総合的な 国際条約」に関する国連ESCAP専門家会議(タイ、バンコク2003年6月2〜4日)及びバンコク提案に関する報告
- 「障害者の権利及び尊厳の促進及び保護に関する包括的かつ総合的な国際条約」に関する第二回アドホック委員会の報告(ニューヨーク、2003年6月16〜27日)
- 女性と障害に関するワークショップ(タイ、バンコク、2003年8月18〜24日)の報告。「バンコク提案」をジェンダーの観点から再検証。
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主な3つの会議資料
- バンコク提案
- 提案書(「バンコク提案」をジェンダーの観点から再検証した結果の意見書)
- (権利条約の)「バンコク草案」の文案
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バンコク提案
「障害者の権利及び尊厳の促進及び保護に関する包括的かつ総合的な 国際条約」に関する国連ESCAP専門家会議が2003年6月2〜4日、タイのバンコクで開催された。
「我々は、障害を持つ人々がすべての人権を享受できることを保障するには新しい国際人権条約が必要であると確信している。」
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バンコク草案とはなにか?バンコク提案にジェンダーの課題を組み入れる
「障害者の権利及び尊厳の促進及び保護に関する包括的かつ総合的な国際条約」を起草するためのバンコク草案(皆様に検討いただくための草案を配布する) |
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ワーキング・グループ討議
重要な会議資料である「バンコク草案」の検討
- 全文、目的、範囲・定義
- 締約国の全般的及び特定の義務
- 平等と非差別の保障、特定の権利の保障
- モニタリング・見直し・救済措置・その他の条項
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グループからの提案の検討と「バンコク草案」の最終決定
(起草委員会及びワークショップ・ファシリテーターが最終草案をまとめて)
全体会議で採択する
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このワークショップの次のステップは?
- この会議で採択された草案を専門家からの意見として、NYの国連DESAから委託を受けて設置されたアドホック委員会のワーキング・グループへ提出する。
- この草案を2003年11月4〜7日に北京で開催が予定されている、国連ESCAP及び中国障害者連合共同開催のハイレベル政府間会議に提出し、「北京宣言」として政府の政治的支援と承認を求める。
- 「北京宣言」をNYのワーキング・グループ及びアドホック委員会に提出する。
- ワーキング・グループがこの「バンコク草案」の内容を条約起草に役立てることを期待する。
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会議の方法
- 各グループの中でいくつかの要素を選択し、条約草案を検討する
- 建設的な意見を取り入れ、必要に応じて見直し、書き換え、削除、書き加えなどの作業を行う。
- 不必要に抽象的、概念的な意見は避けて、具体的に代案を書くことが望ましい。
- 最終的にまとめた草案と会議参加者の意見を採択する必要がある。
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ありがとうございます
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