Q14:弁護士に賠償の件を一任すれば面倒でなくなると思うのですが、弁護士に支払う費用はどうなるのですか。

A14: 弁護士に支払う費用は原則として個々の弁護士によってまちまちです。
 もっとも、被災者支援のため、福島県弁護士会の「原子力発電所事故被害者救済支援センター」を通じて個別に弁護士を依頼して東京電力への直接請求または「原子力損害賠償紛争解決センター」に対して和解仲介を行う場合には、法テラスの民事法律扶助の資力要件を満たす方についてはその利用が推奨されています。
 この場合、着手金36,750円、実費10,000円ですが、報酬は2.1%(消費税込)と通常事件より安くなっております。
 また、多くの弁護団では、概ね、受任時に費用として10,000円、報酬として5.25%(但し訴訟による解決の場合10.5%)としているようであり、こちらも通常の事件よりも安くなっております。