2002年8月26日

経済産業大臣
平沼赳夫 様

財団法人全日本聾唖連盟
理事長 安藤豊喜  

聴覚障害者の福祉施策への要望について

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 日頃より、私ども聴覚障害者の福祉向上にご理解ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、当連盟は、本年6月9日に沖縄県宜野湾市において第50回全国ろうあ者大会を開催しましたが、この全国大会決議の趣旨に基づき、聴覚障害者の福祉に関し下記の通り要望いたしますので、その早期実現をお願い申し上げます。

1.       音声情報中心の社会で聴覚障害者は生きずらい思いをしています。どこでも、どんな時でも全ての音声情報が、同時に文字等の情報に変換されるよう、そのための機器を開発してください。
2.       特に、高齢化が進む中で難聴者・聴覚障害者がいる現状をふまえ、自動車を運転する際のパトカー等の緊急自動車の独特なサイレンを、感知し視覚表示する機器を開発してください。

                            以   上