【ICSD eNews 2007年9月号】


◆会長からのメッセージ

ろうスポーツ改革の風船看板

ろうスポーツ改革シンポの垂れ幕

重要点を説明するアモンズ会長

真剣に聞き入る参加者

80歳の誕生ケーキ

笑顔いっぱいのジェラルド・ジョーダン氏

前回の報告からの数ヶ月間、私は喜びと驚きに満ちたすばらしいときをすごしていました。7週間の間に、ワシントンDCから広州、香港、ドバイ、ザグレブ、バルセロナ、マドリッド、ミュンヘン、バレンシア(ベネズエラ)をまわり、四万キロ以上の地球一周の旅をしてきました。なかでも大きなイベントだったのは、クロアチアのザグレブでろうスポーツ改革シンポジウムを開催したことです。シンポジウムには、40カ国から代表者が出席し、世界的なろうスポーツ改革の概念について共に協議しました。シンポジウムの目的は、ICSD会員同士が、ろうスポーツの将来の方向性について議論の場を設けることでした。私たちのレベルや活動を新しくよりよいものへと引き上げる改革に、肯定的なサポートが得られたのは、とても喜ばしいことでした。ろうスポーツ改革(DSR)特別委員会は、シンポジウム中の参加者の発言や提案を記録しました。DSR構想計画のパワーポイントをご覧になりたい方は、ここをクリックしてください

DSR特別委員会は、10月19-21日にオーストリアのウィーンで再度会議を開き、正式な提言を取りまとめてICSDの執行委員会に提出します。執行委員会は、その詳細や各フェーズにおける実施について、さらに検討します。2009年台北で開催される総会にて、ザグレブのDSRシンポジウムの提言に基づいた変更点や実施を承認するための投票をします。

7月7日には、親愛なるジェラルド・ジョーダン(JJ)氏の80歳の誕生日を盛大に祝いました。サプライズプレゼントとして、ろうスポーツ改革シンポジウム中に、みんなが国際手話で「ハッピーバースデー」とあらわしているところをウェイン・ラングベインが撮影したビデオをおくりました。

アメリカを離れる前に、私はICSDのスタッフとJJの家で誕生日ランチを作りました。ソルトレイクシティの会議で承認された開催国立候補手続きの変更に伴い、私は、2017年にバルセロナ、2021年にドバイで夏季デフリンピックを開催することについて、どの程度の関心があるのかを確認するために、それぞれの市や政府の役人の方々と会議や協議の場を持ちました。嬉しいことに、双方とも高い関心をもち、ICSDに対してデフリンピック開催国として正式に立候補する考えを示してくれました。バルセロナ訪問についての詳細は、 http://www.barcelona-tourist-guide.com/en/albums-en/
olympic-stadium/pages/olympic-stadium-01_jpg.html
またはhttp://www.inefc.net/. を、ドバイ訪問については、 http://www.dubaisportscity.ae/をご参照ください。マドリッドの世界ろう者会議中に、T2009のグループがヨーロッパろうスポーツ機構(EDSO)の展示スペースを共につかえるように支援・協力してくださったEDSO事務局長のヘルダー・ドゥアルテ氏に心から感謝いたします。ヘルダーさん、ありがとうございました。

世界選手権イベントでは、今回初めて、ギャローデット大学から二人の学生インターンが派遣されました。二人のインターンは、アリゾナ出身のレンカ・ダンとカリフォルニア出身のブレール・ラスムスで、ドレッセ・マエレテニスワールドカップの特集記事を執筆するなど、重要な役割を果たしてくれました。二人の記事は以下のURLで読むことができます。http://www.dresse-maere-cup2007.de/english/indexeng.html ここからcoverages (取材)に行って、reports(報告)をクリックしてください。

今回のEニュースには、世界選手権のバスケットボールと水泳の結果や、地域選手権の詳細が掲載されています。新記録もたくさん生まれました。おめでとうございます。私たちは着実に、より高いレベルに成長しつづけています。

それではまた
ドナルダ・K・アモンズ
会長


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