【ICSD eNews 2006年10月号】

◆技術委員からのメッセージ(クロスカントリースキー)

夏が過ぎ、風が冷たくなってきました。数週間後に雪が降ってくるのが待ち遠しくてたまりません。これからの数週間は、アメリカのソルトレイクシティで開催される第16回冬季デフリンピックに出場するろうの選手にとっては、練習と準備で、とても大切な期間です。

カントリースキーの試合会場は、ソルジャー・ホロウです。私は20063月にICSDと冬季デフリンピック役員と一緒に、現地を視察しました。私は、試合ディレクター、GODのジェフ・ルイス、ソルジャー・ホロウのジェネラルマネージャーのハワード・ピーターソン、ソルジャー・ホロウのレース担当のジョン・ピーターソンと会いました。ソルジャー・ホロウのコース、施設、技術サポートはすばらしいものです。クロスカントリースキーの技術担当は、完全なプロフェッショナルだと確信しています。

冬季デフリンピッククロスカントリースキー大会において、今回初めて男子と女子に、1.3キロメートル個人スプリント、10/15キロメートルマススタート、15/20キロメートルパシュート、チームスプリントがスケジュールに加わりました。男子の3×10キロメートルリレーは予定通り行われますが、女子の3×5キロメートルリレーはキャンセルされました。(三カ国のみが登録)

最終的な名前の登録終了後、冬季デフリンピック2003とヨーロッパろう選手権の結果によるランキングリストを元に、滑走順リストを作成します。

この新しいクロスカントリースキー大会のスケジュールが、選手および観客によりインスピレーションを与え、気持ちを高めてくれるように願っています。そして、各国のろうスポーツ協会のクロスカントリーのスキーヤーのなかから、より多くの人たちが試合に参加してくださるようになることを期待しています。

クロスカントリースキー大会のスケジュールおよび技術規則の詳細については、以下のホームページを参照してください。(www.deaflympics.com and www.2007deaflympics.com

来年の二月にソルトレークシティでみなさんとお会いして、共に働くことができることを楽しみにしています。

ナット・B/コヨーデ(Knut B. Kjode,
ICSD
クロスカントリー技術委員

Posted: 26 Oct 2006



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