【ICSD eNews 2006年4月号】


◆ドーピング禁止委員会からの最新情報


ドーピング禁止委員会の委員長として、ドーピング禁止活動で何が起きているのか、このEニュース4月号で最新情報をお知らせしたいと思います。昨年10月のEニュースでお知らせしたように国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)はWADAの規約を受け入れ、正式に認められたスポーツ団体となりました。私たちはWADAのドーピング禁止政策とウェブサイトにも挙がっている私たちのドーピング禁止規則を遵守しなくてはなりません。

ドーピング禁止委員会は拡大され、その下に医療委員会が置かれます。医療委員会のメンバーはドーピング禁止担当の医師で、彼らの責任事項はデフリンピックと医療に関わるすべての問題です。どこの国でも、ICSDのために働くことに関心のあるドーピング禁止のための医師をご存知の場合は、どうぞEメールでお知らせくださいfosshaug@ciss.org

ご承知とは思いますが、もし、治療のための禁止除外(TUE)が必要な場合は、各国のろう者スポーツ協会からICSD宛てに競技会の2週間前までに、最終参加登録用紙とともに申請書が送られて来ていなくてはなりません。禁止除外申請書は自国のドーピング禁止機関から自国語で入手可能です。禁止除外申請書はその他の参加登録書類とともに英語で送ってください。

2月1日から10日までの第16回冬季デフリンピック、ソルトレーク・シティ大会はろうのスポーツ選手のすばらしい活躍のシーンとなることが期待されています。競技が真に公正なものとなるよう、ICSDはドーピング禁止の規則違反を発見、制裁しデフリンピックの精神を守ります。私たちのドーピング禁止のモットーは「真正な競技」です。

シブ・フォスハウグ

掲載日:2006年4月6日


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