【ICSD eNews 2006年4月号】

2006年5月11〜14日
熊本にて開催の
2006年世界女性スポーツ会議にて
デフリンピックスのアモンズ会長が発表
「変革への参加」




ドナルダ・アモンズ博士

アモンズ博士は、ワシントンD.C.にある、世界で唯一のろう者のための一般教養大学であるギャローデット大学に於いてスペイン語の常勤教授として勤務する。また、4年に一度開催される、ろうのアスリートだけのためのオリンピック・レベル国際競技大会であるデフリンピックを組織する国際ろう者スポーツ委員会の初の女性会長でもある。

アモンズ博士は、1974年にギャローデット大学の社会哲学科の学士課程を修了し、その後、ウェスタン・メリーランド大学修士課程において外国語教育を専攻し、1977年に教育学修士号を取得した。また、1988年には、ノバ・サウスイースタン大学から高等教育・外国語教育の博士号を取得した。

1977年からギャローデット大学の外国語・文学部のスペイン語教員として勤務している。1996年度のギャローデット大学優秀教授に選ばれた。

アモンズ博士は「海外学習プログラム」を組織し、ギャローデットの学部生を17カ国に留学生として送り出している。また、ろう学生の国際的な学習や計画を支援する海外の大学教員や組織に対して、中心的なリソース・パーソンとしての役割を果たしている。アモンズ博士は、ギャローデットの学生、教職員、そして世界のろう者コミュニティの国際化を促進し、主導してきた功績により広く称えられている。

アモンズ博士は、ろうスポーツに関する多くの雑誌や出版物に寄稿してきた。また、障害者スポーツの専門季刊誌「パレストラ」の競技編集長を務める。彼女は、言語取得、ろう者の人権、スポーツと女性、リーダーシップなどに関する講演やワークショップのために50カ国以上を飛び回ってきた。

Website: http://www.iwg-gti.org/kumamoto2006/e/
日本語:http://www.iwg-gti.org/kumamoto2006/j/index.htm


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