【ICSD eNews 2008年7月号】


◆副会長より報告
フランシス・カレフ(空手)、デビッド・レーンズマン(副会長)、ユングバエ・パク(テコンドー)、ジョセフ・ウィルマーディンガー(スポーツ・ディレクター)、ダミエン・アントワンヌ(柔道)

暑い夏になりましたが、国際スポーツ活動も実に熱くなっています。ICSDスポーツの日程表は各国のさまざまなスポーツ行事でいっぱいになりつつあります。

5月に私はICSDの公式オブサーバーとして、フランスのトゥールーズでの世界ろう武道選手権大会に行ってきました。公式オブサーバーとしての初めての参加でした。スポーツディレクターであるジョセフ・ウィルマーディンガーも、新たに着任したばかりの3人のテクニカルディレクターたちも出席しました。皆さんは初めてだったにもかかわらずすばらしい仕事をしてくれました。この選手権大会には柔道、空手、テコンドーといった3つの種目がありました。私はこれらのスポーツがとても面白くひきつけられるものだということを学び知りました。若くて元気なときにこのスポーツのうちのひとつをやっていればぴったりじゃなかったかと悔やんでいます!

ある重要なプログラムに取り組んでいましたが、これはアフリカのろうスポーツにとって真の出発点となるのではないかと信じています。最近の私のE-ニュースでお知らせしたように、7カ国が2009年夏のデフリンピックのサッカートーナメント予選に登録しました。南部地域トーナメントが2008年8月13日から16日までボクスブルグ(ヨハネスブルグ近郊)にて、北部地域トーナメントが8月19日から22日までアクラで行なわれます。それぞれのトーナメントでの優勝チームは2009年のデフリンピック出場に招待されます。南部地域の参加国は南アフリカ、スワジランド、ジンバブエです。北部地域はガーナ、ナイジェリア、カメルーン、アルジェリアです。CADSの事務局長ジョン・ユーズフはガーナに私の補佐として行くことになっていますが、共に仕事をする素敵な機会となるでしょう。彼はアフリカのろうスポーツに貢献してくれると確信しています。この場を借りて、ICSDは主催を引き受けてくれた主催国に謝意を表したいと思います。

2013年夏のアテネにおけるデフリンピックに向けての次回のサッカートーナメント予選は、2011年と2012年の両方に実施されるアフリカサッカートーナメントであることを強調しておきます。従って、8月に南アフリカやガーナで、次回予選の主催国について数カ国と集まり話し合う予定です。

デビッド・レーンズマン
ICSD副会長

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