【ICSD eNews 2008年7月号】


◆技術委員からのメッセージー:テニス
ケマル・ラレ氏、イペク・アタテキン氏、ドーガン・イズデミール氏、ハムディ・ブユカルティンタス氏

アリーナ・コートの前から見たテニス・センターと建物

テニス・センターの航空写真

2011年のドレッセ・マエレテニスカップにトルコろうスポーツ連盟が立候補し、イズミールで2011年6月18日から25日までの開催を予定しています。ドレッセ・マエレテニスカップ開催地の立候補は1カ国だけでした。トルコろうスポーツ連盟と話し、2008年6月27日−29日に会場視察をおこなうことになりました。

トルコろうスポーツ連盟の招待を受けて、6月27日イズミールの空港でドーガン・イズデミール(トルコろうスポーツ連盟役員代表)、エルチュグルル・ブルサ(イズミールろうスポーツ・社会施設の役員)、イペク・アタテキン(通訳)に出迎えられました。翌日の土曜日が視察の日でした。イズミールのホテルから車で20分のところにあるカルシヤカテニスセンターに行きました。カルシヤカはイズミール郊外にあります。

このテニスセンターは2004年に建設され、11のアウトドアのテニスコートがあり、そのうちのひとつはコート1と呼ばれ、1000席の観客席があります。テニスアリーナには4つのインドアコートがあり、6000席の観客アリーナがあります。これらのコートの表面はすべてITF(国際テニス連盟)が定めるのと同じ水準です。カルシヤカ都市スポーツ部門のマネージャーであるケマル・ラレ氏とイズミール市のテニス代表であるハムディ・ブユカルティンタス氏がこのテニスセンター全体、ビル、部屋すべてを見せてくれました。

コートはいずれも歩道で区画されており、観客用のスペースも設けられています。ビルには必要な部屋が揃っています。各連盟代表の部屋、トーナメントディレクターの部屋、スタッフ、レフリー、審判員の部屋、記者の部屋、会議室、テニスプレーヤーの娯楽室など。これらの部屋ではインターネットの使用が可能です。医師や理学療法士の部屋、シャワー室、洗面所、ドーピング検査の控え室、ドーピング検査室もあります。テラスのあるレストランがコートを見渡せる位置にあります。

視察のあとに、代表者たちと私とで質疑応答など有意義な話し合いがもたれました。ラレ氏とブユカルチンタス氏は私の質問すべてに答えてくれました。
このテニスセンターは2011年6月18日から25日までに開催される2011年ドレッセ・マエレテニスカップを主催するのに必要な条件が揃っているということで、ICSD理事会に対しトルコろうスポーツ連盟にトルコのイズミールで2011年ドレッセ・マエレテニスカップ主催を許可するよう提案します。

トビアス・ブルツ
ICSD テニス テクニカルディレクター


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