ジョン・M・ロベット会長からのメッセージ

2003年6月

ボン・ジュール!今、私はカナダのモントリオールにおります。世界ろう者会議ではCISSの展示コーナーを作ります。

モントリオールに入る前に、私は妻と共にオーストリアのペルチャッハを訪れ、テニスのドレセ・マエレ杯に出席しました。開催地とオーストリアろう者スポーツ協会の皆さまには、大変温かくもてなして頂きました。この大きなイベントのご成功に対し、オーストリアろう者スポーツ協会の皆さまにお祝いを申し上げます。競技結果はこの号の中でご紹介しております。

その後モントリオールへ発ち、カナダろう者スポーツ協会(CDSA)の主催で、2日間にわたって開催されたデフリンピック組織委員会に出席しました。会場は1976年にオリンピック会場となった、オリンピック・パークです。幸い私たちは、同会場内にあるCDSA事務所を訪問することができ、オリンピック・パークにあるテナント共用施設(郵便局、旅行代理店、印刷業者、法律に関するサービスなど)の充実ぶりに感銘を受けました。また、当然私たちは非常に羨ましくも思いました。CDSAの素晴らしいおもてなしや宿泊施設・食事のご提供に対しては、心からの感謝を申し上げました。次号のE-Newsでは、管理委員会の簡単な報告書をご覧いただく予定です。議題のほとんどは2005年メルボルンデフリンピックに関するもので、私たちは大会が盛大なものとなり、多くの観客を動員できることを願っています。また、デフリンピックの新しいロゴが出来ました。この号の中で、ロゴデザインに関する情報をご紹介しています。

オーレ・アートマンと私はデフリンピック組織委員会代表者として、2日間の世界ろう連盟評議員会に出席しました。一方、ドナルダ・アモンズとティファニー・グランフォースは、展示コーナーの準備を担当いたしました。世界ろう者会議期間中、私たちはマダガスカル島、グアテマラ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、湾岸諸国といったデフリンピック非加盟国の方々にお会いすることができました。加盟国の拡大に向けて、この機会を生かさなければなりません。次回、メルボルンデフリンピック時の評議員会までに、加盟希望国を増やすことを目指します。

最後になりますが、大会まであと15ヶ月、胸がわくわくしてきますね!

ジョン・M・ロベット(文学修士)