2005年メルボルン大会にイエローカード

ドイツ、ボン―CISS運営委員会において、2005年メルボルンデフリンピック組織委員会の業務が停滞していることや、やるべきことが期限内に完了していないことについて、会議出席者たちが大変憂慮していることが明らかになりました。

組織委員会が直面している問題の多くは、オーストラリア連邦政府及び州政府が約束していた資金援助が未だに得られないことが原因です。

しかしながらCISSとしては、これはイエローカードに値すると考えます。

イエローカードと共に文書を送ったすぐ後、ヴィクトリア州体育大臣のジャスティン・マデン氏より公式に手紙がCISSに送られました。そこには、ヴィクトリア州政府はオーストラリアろう者スポーツ協会の要請通り、400万オーストラリアドル相当の資金援助を現在検討中であることが記されていました。2002年10月下旬には話し合いの結果が知らされる予定です。

CISSは、10月31日までに2005年メルボルン大会組織委員会が、最終覚書と大会運営に関する必要書類を、CISSに提出することを求めています。

この提出期限が守られない場合には、CISS運営委員会は他の現実的方策を検討することになります