CISS e−news No.8

ジョン・M・ロベット会長からのメッセージ

私のいるメルボルンでは日に日に夏らしさを増し、北半球に暮らす友人たちは冬をむかえるのだなと思いを馳せます。また、こちらでは夏のスポーツシーズン到来を待ちわびている一方で、北半球の皆さんは冬のスポーツの準備をしているのだなと思わずにはいられません。

今回のEニュースは、10月初めにドイツのボンで開かれた「新」運営委員会のもようなど、興味深い記事を盛りだくさんでお届けします。

私、ドナルダ・アモンズ(事務局長)、オーレ・アートマン(会計部長)から成る運営委員会は4日間にわたり、主にCISSの運営方法について話し合いました。また、CISS執行委員会が運営委員会に対し検討を求めていた、多くの重要案件についても協議されました。

CISS管理部長であるティファニー・グランフォースが、運営委員会の準備・調整を担当しました。

運営委員会の概要については今回のEニュースの中でご紹介しています。

今会議中に、IOCスポーツディレクターのフェリ・ギルバート氏からファックスが届き、そこにはギルバート氏がCISSとろう者スポーツの独立性について、各国オリンピック委員会に送った内部文書の写しが添えられていました。その写しの内容は今回のEニュースの中でご覧いただけます。

大変うれしい事にドイツろう者スポーツ協会からヒューバート・ヴィルヘルム、カールベルナー・ブロスカ、ビンフリード・ビンセックの3名が、私たちと会食するためにボンまで足を運んでくれました。会食ではCISSとろう者スポーツについて共に話し合うことができ、私たちにとっては絶好の機会となりました。また、それぞれの問題についてドイツ側の見解も知ることができ、大変よかったと思います。

会議が終わりに近づいたころ、スポーツディレクターのコリン・マクドナルドが加わり、IPC本部において新IPC会長、フィリップ・クレイヴァン氏と会談しました。クレイヴァン氏並びにIPCメンバーとの会談は非常に前向きなものでした。この会談の内容はこのEニュースの中でご紹介しています。

運営委員会やIPC会長との会談で多くの案件が協議され、全てにおいてこの1週間はCISSにとって大変実りあるものであったと思います。

北半球、南半球のどちらに居られるにせよ、皆様のご多幸をお祈りいたします。