国際オリンピック委員会(IOC)より各国オリンピック委員会(NOC)への通達

2002年10月5日、国際オリンピック委員会(IOC)は各国オリンピック委員会(NOC)に対し、国際パラリンピック委員会(IPC)宛てたろう者スポーツの国際的位置づけに関する文書を添えて、公式通達文書を発送しました。

今なお、ろう者スポーツの国際的位置づけに関しては幾つかの混乱が見られます。

今回の文書では、国際的に国際ろう者スポーツ委員会(CISS)は独立した組織であり、国際パラリンピック委員会(IPC)に帰属する団体ではないことが明記されています。この独立性は1996年初めに聴覚障害の特質を考慮して、関連する各団体(IOC、IPC、CISS)が求め、認めたものです。

私たちは、この内容が皆様の国の障害者スポーツ関係者、NOC、政府、国際機関の全員の目に触れることを望んでいます。

皆様、ご協力お願い申し上げます。

ギルバート・フェリ

IOCスポーツディレクター

CISSは、IOCのろう者スポーツ及びデフリンピックに対する永続的なご支持に深く感謝いたします。誠にありがとうございます。