スンツバルでのCISS執行委員会要点

●CISS理事会は2月24日から28日の冬の天国スンツバルを訪問中、2003年スンツバル大会実行委員会並びにスウェーデンろう者スポーツ連盟の温かい歓迎を受けました。

●CISS理事会に先がけて2日間の冬季競技技術委員セミナーが開催され、練習と競技の機会を増やすために多くの情報が交換されました。

●3名(会長、事務局長、会計部長)のCISS運営委員会が発足し、年2回会合を持ち報告書をCISS理事会に提出する事となります。

●デフリンピック(Deaflympics)、デフリンピック大会(Deaflympic Games)という表現の使用
―4年に1度開催される大会中の活動については夏季及び冬季デフリンピック(Deaflympics)という単語を使用することで合意しました。メダルや賞状のように目的が競技に限定されるものについては夏季及び冬季デフリンピック(Deaflympic Games)の表現を採用します。

●スンツバルの会場条件によりアルペンスキーの規定を変え、スーパー大回転を中止しパラレルスラロームに変更されます。

●各世界選手権大会、主要競技大会日程、世界及び大会記録の管理監督についてはCISSスポーツディレクター(コリン・マクドナルド)が責任を持ちます。

●2002年6月にアムステルダムで開催されるEDSO(ヨーロッパろう者スポーツ組織)評議員会には、CISS会計部長(オーレ・アートマン)とスポーツディレクター(コリン・マクドナルド)がCISSを代表して出席いたします。

●2002年7月にアテネで開催される第1回世界ろう者バスケットボール選手権大会には、コリン・マクドナルド氏とケル・グンナ氏がCISSを代表して出席いたします。

●汎アメリカろう者スポーツ連盟とアジア太平洋ろう者スポーツ連盟は共に来年、加盟国を拡大したい考えを表明しました。

●IOC協同基金の財政援助を受け、4月11日から14日の4日間オーストラリアのメルボルンで、ジョン・ロベット氏並びにティファニー・グランフォース氏を指導者として地域連盟セミナーが開催されます。

●CISSはアメリカの法人としての公式な法定文書を受理しており、アメリカ内国歳入庁により501条c3項にある非課税対象となりました。

●CISS医療委員会はアンチ・ドーピング指針案を完成させており、法務委員会が確認した後にCISS評議員会に掛けられます。

●CISS執行委員会は2003年までにCISS事務局長の投票権を廃止する方針を示しました。同時に契約的地位である事務局長は、CISS評議員会及び理事会の命令に従うことになります。これについては2003年CISS評議員会の場で検討された後批准されます。事務局長が投票権を失う場合に備えてCISS執行委員会は新たに選手代表という地位を作ることを検討しています。

●イタリアろう者スポーツ協会(FISS)から配布された2001年夏季デフリンピック競技結果は無効です。公式記録についてはwww.deaflympics.orgをご覧下さい。

●CISSは欠員となっているオリエンテーリング、卓球、レスリングの技術委員について、候補者の推選を歓迎いたします。

●バドミントンの技術委員には新たにマーティン・ボガード氏が就任しました。

●CISSは合計最低でも22チームある団体競技については、女性の技術委員もあり得ると提案しています。CISSの資料によれば、女子バスケットボールと女子バレーボールがこの適用対象です。これについてはスンツバルでのCISS評議員会で投票に掛けられます。

●2007年の冬季デフリンピック開催地立候補は現在も申し込み受付中です。

●CISSの保管文書は夏の初めまでにローマからワシントンDCに移され、ギャローデット大学で専門の司書により保存されます。

●カリブ諸島及び中央アメリカのろう指導者たちは、ろう者ユース陸上選手権大会と共にこの8月にベネズエラで予定されている、2日間のセミナーに招待されます。

●CISS運営委員会は2002年10月の第一週末にカリフォルニア州ロサンジェルスで会合し、CISS執行委員会が2003年2月のCISS評議員会前日にスンツバルで集まる予定です。