CISS e−news No.3

ジョン・M・ロベット会長からのメッセージ

 ソルトレークシティ冬季オリンピックが閉幕しました。私は残念ながら開会式の放送を見逃してしまいました。しかし、聞くところによると、開会式は大変印象に残るものであったようです。そして国際オリンピック委員会の新会長、ジャック・ロゲ博士がオリンピック・ムーブメント(オリンピック運動)の主人公たる選手の素晴らしさについて語ったとのことです。
 ロゲ博士のコメントとともに、私から皆さんに話したいことがあります。私たちCISSと主な競技大会が今も続けられる理由は、多くの選手の皆さんがスポーツを続けるために、各国の代表となるために、個人的な時間と多額の自費を費やそうと、強い意志を持って耐えつづけているからです。健聴の選手と違って、多くのろうの選手は各国政府や自分の所属しているクラブから援助(助成)を受けることはほとんどありません。
 この事情を理解し、選手の皆さんに感謝の気持ちを示すことが大切です!
 CISS執行委員会は、先日スウェーデンのスンツバルで会議を行いました。来年開催する第15回冬季デフリンピックの会場も視察しました。私達は、来年すばらしいイベントを主催できるだろうと、スンツバル冬季デフリンピック実行委員会を常に信頼して連絡を取り合っています。
 執行委員会の主な議題の一つは、2007年の冬季デフリンピックの開催地についてです。残念ながら、2007年大会招致の正式な申請書はどこからも届いていません!いくつかの国に打診したのですが、 2〜3週間以内に、前向きの回答をいただけることを祈っています。
 次回のe−newsでは、スンツバルでの会議についてお知らせします!

ジョン・M・ロベット