日本選手団が安倍総理を表敬訪問

 20071月24日、第16回冬季デフリンピック日本選手団を代表して、山根昭治団長、原田上主将、池田和明選手、鶴岡由佳選手、尾形裕基選手、瀬川事務局員が安倍晋三内閣総理大臣を表敬訪問しました。 安倍総理は全員と握手を交わした後、「皆さんこんにちは。私は首相の安倍です。本日は、ようこそいらっしゃいました。よろしくお願いします。」と手話で挨拶されました。
 全日本ろうあ連盟を代表して、第16回冬季デフリンピック日本選手団派遣委員会安藤豊喜委員長が、内閣府、厚生労働省、日本障害者スポーツ協会のご協力をいただいてこの場が設けられたことに対するお礼を述べ、日本選手団がソルトレークシティに持参する国旗にメッセージを寄せていただくことと、選手に激励の言葉をかけていただくことを、安倍総理にお願いしました 。
 山根団長から安倍総理に国旗が渡され、安倍総理は大きな力強い字で、「ご健闘を祈ります フレーフレー日本 安倍晋三」と書かれ、手話で「メダルを目指してがんば ってください。」と選手を激励されました。
 安倍総理と選手団の懇談がしばらく続き、選手団は日本の国旗をソルトレークシティの空に掲げることを国民のみなさんにあらためて誓いました。
 なお、この安倍総理表敬訪問は、第16回冬季デフリンピック日本選手団派遣委員会事務局から首相官邸のウェブサイトの「ご意見募集」コーナーに、デフリンピックのことを国民のみなさんに知っていただきたい旨の投書を行ったことが契機となりました。
 ★山根団長のコメント: 1月15日に秋篠宮同妃御両殿下のご接見をいただき、24日に安倍総理を表敬訪問出来たことの感激で胸が一杯になりました。このようにデフリンピックについて国民のみなさまに知っていただく機会を作っていただいていることを本当に嬉しく思います。選手に頑張っていただいて、ぜひメダルを日本に持ち帰り国民のみなさまのご期待に応えられるよう頑張ります。
 ★原田主将のコメント: 安倍総理にお会いできて大変光栄です。また、安倍総理から手話による激励の言葉をいただき、感動しました。 アルペンスノーボード競技で二連覇を目指すと共に、選手一同が普段通りの力を最大限に発揮できるよう主将としてみんなを引っ張っていきます。チームJAPANとして粘り強い闘志を持って戦ってきます。
 ★池田選手(アルペンスキー競技)のコメント: 安倍総理にお会いできて光栄です。デフリンピックの存在を国民の皆さんに知っていただく機会を作っていただいた安倍総理に感謝しています。安倍総理の手話による激励の言葉で、また明日からもっと頑張るエネルギーをたくさんいただきました。 みなさんのご期待に応えるよう、メダルを目標に、ソルトレークで頑張ってきます。
 ★鶴岡選手(スノーボードハーフパイプ競技)のコメント: 安倍総理が手話を使われるのを見て、私達と直接コミュニケーションを取りたいという温かい気持ちが伝わってきました。ハーフパイプ競技は今回はじめての正式競技となりますので、是非日本にメダルをもたらせるよう頑張ります。
 ★尾形選手(クロスカントリースキー競技)んのコメント: 安倍首相にオーラを感じました。クロスカントリースキーチーム荒井監督の厳しい指導のもと、苦しい練習に耐えてきました。 培ってきた技術とパワーをソルトレーク2007で発揮できるよう、思いっきり頑張ります。コーチやスタッフのみなさんからの支えを今日ほど強く感じたことはありません。みなさんに感謝申し上げます。


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