写真ニュース(1月8日)

日本選手メダル第1号

 卓球女子団体で、寺田(大阪府)船越(大阪府大阪市)田中(千葉県)今西(大阪府)の日本チームが銅メダルに輝いた。
 中国に敗れて、決勝戦進出を逃したものの、ロシアを破って3位を確保し、常勝国の面目を保った。
 一方の男子チームは準決勝で中国台北(台湾)に敗れ、3位決定戦でもウクライナに敗北。表彰台に上がれなかったのは8大会ぶりのこととなった。
 男子チームの旅川監督は、「世界から日本が取り残されてしまったというのが実感です。4年後のデフリンピックをめざして選手強化をしなければなりません。」と語った。
 
高まった世界レベル

 「選手全員がオーストラリアに着いたあと、体のコンディション作りに心がけてきた結果、試合を戦える態勢が整いました。
 サッカーチームが強国ロシアを相手に引き分けと健闘し、バスケットボール男子チームが悲願のデフリンピック初勝利をあげるなどの活躍があります。
 その一方、バドミントンや卓球のチームが団体戦で敗れています。日本の力が落ちたのではなく、世界の実力レベルが上がったということに驚きを隠せません。
 しかし、デフリンピックはまだ始まったばかりです。メダルが期待できる競技がありますので、選手全員に頑張ってもらいたいと思います。」
 日本代表団田口博人団長(1月8日)
 (写真はバレーボール試合を終えた日本とトルコのチーム)