第19回世界ろう者競技大会情報

1. 世界ろう者競技大会とは

世界ろう者競技大会とは、4年に1度行われる聴覚障害者のオリンピックです。この大会を主催するCISS(国際ろう者スポーツ委員会)は1924年に設立された、障害者のスポーツ組織の中では世界で最も古い組織です。
 世界ろう者競技大会は夏季大会と冬季大会があります。夏季大会は1924年にフランスで初めて開催され、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されました。ろう者スポーツの発展に伴い、大会規模も大きくなっており、第19回大会は約75カ国から4000名程の参加が見込まれています。
 日本選手団が初めて世界ろう者競技大会に参加したのは1965年の夏季大会(アメリカ)です。冬季大会には1967年(旧西ドイツ)に初めて参加しました。1971年の冬季大会以外、日本選手団は毎回参加をしており、今回は60名の選手が出場します。
 「世界ろう者競技大会(Deaf World Games)」の名称は2001年5月16日にIOC(国際オリンピック委員会)の承認を得て、「デフリンピック(Deaflympics)」に変更されます。
 一人でも多くの皆さんに聴覚障害者のオリンピック「世界ろう者競技大会」を知っていただき、日本選手団にあたたかいご声援をよろしくお願い致します。

2. 大会概要

  1. 目的 国際親善・友愛の精神を養うとともに、聴覚障害者スポーツの発展と向上に寄与するために、4年に1回各国持ち回りで開催される。
  2. 名称 第19回世界ろう者競技大会 (19th Deaf World Games)
  3. 主催 国際ろう者スポーツ委員会
    (Comite International des Sports des Sourds/略称:CISS)
    英名:International Committee of Sports for the Deaf)
  4. 主管   イタリアろう者スポーツ協会
  5. 派遣者  日本ろう者スポーツ協会
  6. 開催期間 2001年7月19日(木)〜8月1日(水)
    (開会式 7月22日(日)/閉会式 2001年8月1日(水))
  7. 開催地  イタリア・ローマ
  8. 参加国数 75ヶ国(予定)
  9. 参加人数 約4,000人(予定)
  10. 開催競技 全15競技(予定)
    陸上・バドミントン・バスケットボール(男女)・ボウリング・自転車競技・サッカー・ハンドボール(男女)・オリエンテーリング・射撃・水泳・卓球・テニス・バレーボール(男女)・水球・レスリング
  11. 日本参加予定競技 全8競技
    陸上・バドミントン・バスケットボール(男)・ボウリング・水泳・卓球・テニス・バレーボール(男女)

3. 日本選手団について


(1) 役員・選手派遣人数 役員 26名 ・ 選手 60名 合計 86名
(2) 参加競技・選手人数
  男子 女子 合計
陸上
水泳
卓球
テニス
バドミントン
ボウリング
男子バレー 12    
女子バレー   12 12
男子バスケ 11   11
総合計     60

4. 競技結果


5. 写真アルバム