デフリンピックで初めての聖火リレーが行われます！

今月7月26日に第22回夏季デフリンピックがブルガリアのソフィアで開幕します。これまでのデフリンピックでは聖火リレーが行われたことがないのですが、今年初めて計画されました。点火式とスタートは1924年に初めてろう者の国際スポーツ大会Jeux du Silence が開催されたパリの Bois de VincennesにあるStade Pershing スタジアムです。1924年のパリ大会と2013年のソフィア大会を聖火が結ぶという計画です。

聖火はランナーによって走って運ばれるのではなく、自転車でリレーするそうです。それは短時間に距離を稼ぐためもありますが、ヨーロッパの多くの都市には自転車専用レーンがないためにろう者のサイクリストにとっては非常に危険が多いことをアピールするという目的もあるようです。またデフリンピック創設に尽力したEurgene Rubens-Alcais が自転車競技の選手だったということもあるようです。６月30日にフランス・パリからスタートして7～8カ国を通過してブルガリアに到着し、開会式で聖火が点火される予定です。

下記サイトに通過する各国の都市名がアップされています。近々動画もアップされると書いてあります。
http://www.sofia2013.com/flame-relay/about

－－－ 2013年7月4日追記 －－－
フランスのろうのサイクリストが5日間かけてフランスを走り抜け、７月5日にスイスのジュネーブに到着する予定。ジュネーブでは国連本部の前でスイス・チームへのバトンタッチの式典が行われる。聖火リレーは途中でろう学校やろう関係の施設などを訪問し、次世代のデフ・アスリートに夢を与える。

なお、ソフィアまでのカウントダウンもこちらで始まっている：http://sofia2013.com/