写真ニュースコーナー2004年3月

みんなでどんどん利用しよう!「コミュニティ嵯峨野」

 社会福祉法人全国手話研修センターのホームページが開設され、早速「コミュニティ嵯峨野」の利用状況や、法人出版物、企画などの情報などをわかりやすく掲載している。
 全日本ろうあ連盟が全国手話通訳問題研究会、日本手話通訳士協会とともに、全国各地で展開してきた施設改修のための募金活動は3月で終了するが、私たちの施設をよりよく使いやすくするためにはたくさんの方々に利用していただく事が大切!
 写真は、ガッツポーズをとる世界ろう連盟のマルク・ヨキネン理事長。ヨキネン氏は「コミュニティ嵯峨野」を世界でもトップクラスの聴覚障害者のためのすばらしい施設と評価、同施設を基点に嵯峨野の観光を楽しんだ。
果敢な挑戦・デフリンピックへの夢

 立山にえがいた!技と友情のシュプール!
 2月26〜29日、富山県大山町「極楽坂スキー場」にて「第35回全国ろうあ者冬季体育大会」が開催された。
 富山県スキー連盟が設定した斜面のきつい国体アルペンコースにスキー・スノーボードの選手が果敢に挑戦、記録を競い合った他、スキー技術競技も開催されるなど、盛り上がりを見せた。
 来年は群馬県で開催されるが、スノーボードのハーフパイプ競技が公開競技として検討されている。
 大会記録などは日聴紙4月号を。

ろう重複障害者のための社会資源はどこに?

 「支援費制度」が2003年4月にスタートしてまだ一年なのに、もう「介護保険制度」に組み入れ??? 
 厚生労働省で検討が始まっているが、ろう重複障害者が安心して支援費制度を活用するための社会資源は全国にまだまだ不足しているのが実情だ。
 2月26〜28日に、全国から200名を超える参加者を集めて、「聴覚障害者生活支援業務従事者研修会」がかつしかシンフォニーヒルズ(東京)で開催された。(独立行政法人福祉医療機構助成事業)
 写真は事業の一環として作成したDVD「目で見る支援費制度」のデモンストレーションをしているところ。早速地域で勉強会などで活用したいとの声が出ている。