写真ニュースコーナー2003年8月

2007年冬季デフリンピック(米国)をめざして

 8月8日から3日間、新潟県妙高高原でtoto障害者クロスカントリースキーサマーキャンプが日本障害者クロスカントリースキー協会の主催で開催され、聴覚障害者も2名参加した。
 デフリンピックの種目であるクロスカントリースキーに日本からの選手出場はまだない。日本ろう者スポーツ協会でも、今年の強化合宿(12月予定)からデフリンピックへ向けて選手の育成を図る方針。
 写真は横山氏から(手話通訳を通して)ローラースキーの技術指導を受ける聴覚障害者。(撮影:荒井秀樹)

 国連は「障害者権利条約」制定に向けて作業委員会を立ち上げることを決定している。世界ろう連盟からもカウピネン前理事長とアクィリン事務局長が委員として参加することになっている。
 8月8日、日本障害者リハビリテーション協会主催の「障害者の権利条約促進セミナー」シンポジウムが開催され、全日本ろうあ連盟から高田英一常任理事が出席した。
 高田理事はESCAPが障害者権利条約制定に向けて積極的にイニシアチブを取ってきていることを評価し、アジア太平洋地域における貧困の問題、アフガニスタン、東チモールなど特に困難に直面している国への支援も重要であることを訴えた。 
 (写真右は東京大学の長瀬修氏)