※以下はWFDニュース2022年1月号より抜粋(全日本ろうあ連盟仮訳)
WFD News January 2022 - provisional translation by the Japanese Federation of the Deaf
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WFDニュース - 2022年1月

2022年に向けて!
動画:2022年に向けて!

2022年は新しい年であり、新しい機会があります。

WFDは、4月にタイのバンコクで開催される「第4回WFD国際研究大会」を楽しみにしています。今回の研究大会は、インクルーシブ教育というテーマに取り組む、WFD正会員の能力開発に焦点を当てた新しい形式となっています。この研究大会では、教育現場でろう者をインクルージョンするとはどういうことなのか、その答えを出すことを目指します。 この研究大会はオンライン形式を併用するため、 旅行ができない正会員でも、仮想的に参加することができます。
【訳注】 各局、オンライン形式のみの開催となりました

日本財団との「手話言語権プロジェクト」は、2年目も継続しています。WFDは、自国の手話言語の法的認知を目指している各国のろう協会を支援するという目標に向けて、活動を続けています。

2022年は、つながり、交流、協力の新たな機会を持つ新しい年です。

一緒に多くのことを成し遂げましょう!

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WFDの活動の紹介
WFDとEUDの理事長、事務局長

WFDと欧州ろう連合(EUD)の理事長、事務局長は、ヨーロッパや世界のろう者の人権に関する活動の共通の討論の場として、定期的に会合を開いています。

アレクサンダー・ブロックス

2021年12月末、人権担当のアレクサンダー・ブロックス(Alexandre Bloxs)は、マイノリティ・ライツ・グループ・インターナショナル(Minority Rights Group International)との連携の一環として、チュニジアに行き、弁護士に対してCRPDに関する研修を行いました。


CRPD委員会への立候補について
動画:CRPD委員会への立候補について

WFDは、CRPDの実施を支持しています。CRPD委員会の任務は、各国政府によるCRPDの実施状況を審査することです。次回のCRPD選挙は2022年6月に行われます。

残念ながら、現在の委員会には、ろうで手話をする人は含まれていません。WFDは、世界のCRPD実施の監視の過程において、ろう者が取り残されないようにするために、CRPD委員会内でろう者のより良い代表を確保することが非常に重要であると考えます。

あなたは人権の専門家ですか?人権に関するろうの専門家で、CRPD委員会の一員になることに興味をもっている方をご存ないでしょうか?

2022年4月23日までにご応募ください。

  • あなたの国の政府(外務大臣)に連絡してください。
  • あなたの国のろう協会に連絡してください。

また、WFDに直接連絡して、応募過程の詳細に関心があることを伝えてください:https://forms.gle/o5EJJ6tWGZo7waFt6


新型コロナウイルス感染症ツールキット
新型コロナウイルス感染症ツールキット

WFDは、新しい「新型コロナウイルス感染症ツールキット」を発表します。ツールキットの目的は、会員がこの(新型コロナウイルス感染症という )健康危機に最善の方法で立ち向かえるようにすること、また、緊急時や災害時に、ろう者が情報や治療を平等に受ける権利を擁護するために役立つ資料を提供することです。

このツールキットは、デンマークろう協会(DDL)(デンマークの会員)が主導の下、コロンビア、ヨルダン、ルワンダ、トーゴの会員も協力して作成されました。このツールキットは、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行している中で、ろう協会やろう者の能力を高めることを目的としています。

できるだけ広く働きかけるために、WFDは情報やデータを収集し、これらの資料をウェブページにまとめました。資料は、英語、フランス語、アラビア語、スペイン語の4つの書記言語でまとめ、4つの地域的国際手話に翻訳しました。

ツールキットの詳細はこちら


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