聴覚障害者の強制不妊手術等問題に関する啓発・学習会開催〔山梨〕



 5月26日(日)山梨県聴覚障害者協会主催による、聴覚障害者の強制不妊手術等問題に関する啓発・学習会が開催されました。
 連盟の強制不妊手術等対策チームより吉野幸代氏が講師として派遣され、参加者数は、聴覚障害者35名、聞こえる人30名でした。
 山梨協会からは、『なぜ、聴覚障害者の強制不妊手術等問題が起きたのか等、旧優生保護法の背景や歴史と今後の取り組みを確認することが出来ました。
 強制不妊等の問題は自分には関係ないと思っている人もいますが、同じ仲間として、コミュニケーションが通じず、聞こえないことで人権を奪われた歴史や差別があったことを学び、改めて豊かな手話言語で生きる社会資源のために「手話言語法」の制定に向けて取り組むことが必要と感じさせられたと思います。』と感想をいただきました。
 また、山梨日日新聞社、毎日新聞甲府支局の取材を受け、翌日27日の新聞2紙に記事が掲載されました。

啓発・学習会の様子
啓発・学習会の様子
 

吉野幸代氏
 

山梨日日新聞社の記事
 

毎日新聞の記事

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