全日本ろうあ連盟

全日本ろうあ連盟理事
組織委員会　委員長を担当しております小出と申します。
よろしくお願いいたします。

今回皆様にご紹介するのは、
全日本ろうあ連盟が70年にわたり活動してきた実績です。

その中でも、国に対して民法（改正）や、福祉サービス、
ろう者が暮らしやすい環境作り「手話は言語」であること等、
運動に関する情報を発信してきたのが日本聴力障害新聞（日聴紙）です。

この日聴紙に掲載の情報を各地域や社会に情報を伝え、
職場や学校など友人や知人に（運動を）理解していただきたいです。
さらに行政交渉などにも役立ちます。是非ご購読ください。

実は、日聴紙の購読者数が以前と比べて減少しています。
加盟団体の皆様は是非呼びかけをお願いします。

続いてご紹介するのは『季刊みみ』です。
詳しい情報が載っています。
ろう者に関する記事が数多く掲載されています。
手話通訳養成の中の手話講習会等の教材としてお読みいただくと、
聞こえる皆様にとっては将来の手話通訳士や手話通訳者全国統一試験の
試験対策に非常に役立ちますので是非ご活用下さい。
また、ろう者の皆さんも、
興味がある記事や、自分が仲間が載った記事は、楽しく読んでいただけますし
これからのろう児の未来を広げるためにも、
読んでいただくことが大事だと思いますので是非お読み下さい。

続いては『全日本ろうあ連盟70年史』。
こちらの本には連盟創立70年、代々受け継がれてきたろう運動の歴史が
この本には詳細にまとめられています。
運動の歴史を知らない人いますので共にこの本で学んでいただき、歴史を知り、
視野を広げていただくことが大事です。
行政に理解を求める際に役立ちます、是非購入下さい。

続いて『道』です。
ろうあ連盟の運動を支え、功績を残してきた数々の先人がご存命の方も含め紹介されています。
ろう運動とはどういうものか、この本を読むと学ぶべきものがあります
功績だけではなく苦労などもわかり、
手話は生きる力、手話はいのちという要（かなめ）も含めて、
ろう運動の未来に繋げていただきたいので是非お読み下さい。

続いては映画「段また段を成して」がＤＶＤとして販売されています。
ろう運動とは何か？きっかけはどこからなのか、映像で分かりやすく学ぶことができます。
是非見ていただきたい映画です。

こちらにありますように「日聴紙」「季刊みみ」の
のぼりを加盟団体のイベントや手話講習会でのＰＲに活用いただき、
宣伝をしていただきますようお願いします。

後ろにポスターが貼ってあります。
先ほどお話しした４つの柱についてポスターも活用していただき、
啓発をよろしくお願いいたします。

続きまして連盟の会員についてお話しします。
これまで連盟の会員は２万人を超えていましたが、
減少し１万９千人台になってしまいました。
これは会員の高齢化、若い世代の会員離れが原因です。
しかしそれで終わるのではなく、
皆に連盟を知ってもらい会員へ呼びかけること、
また、全日本ろうあ連盟の財政を支えるという意味でも、
会員が減ってしまうと組織が弱体化しろう運動が難しくなります。
そのためにも会員を集め、財政面でも支えいただければ、
国との交渉のエネルギーになりますので、
皆様、力を合わせて会員拡大に協力をお願いします

最後になりますが、全国ろうあ者大会は今年、大阪で開催されます。
６月７日～10日までです。関連して皆様にお願いです。
「日聴紙」「季刊みみ」の購読者の目標達成、
また増加率が多かった団体をこの大会で表彰します。
大会期間中までの拡大も含めて発表しますので、
楽しみにしていただき、お互いに力を合わせて、
購読の拡大運動を引き続きよろしくお願いします。
この拡大運動が未来をつかむカギになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。