公益財団法人日本財団・日本障害フォーラム(JDF)主催「欧州議会議員 アダム・コーサ氏 講演会」行われる



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講演するアダム・コーサ氏

会場の様子

シンポジストたち

閉会の辞を述べる石野理事長

 2011年10月19日(水)13:00~16:30、参議院議員会館1階講堂において、欧州議会議員 アダム・コーサ氏を招いての公益財団法人日本財団・日本障害フォーラム(JDF)主催の「欧州議会議員 アダム・コーサ氏 講演会」が行われました。
 
 急な開催決定にもかかわらず、全国各地から約150人が集まり、講堂が満席となるほどでした。議員の方々も何人か見え、関心の高さがうかがえました。
 
 まず、主催団体の公益財団法人日本財団の笹川陽平会長、JDFの笹川吉彦副代表の開会の辞のあと、アダム・コーサ氏による、「ヨーロッパの障害者政策」をテーマとした講演が行われました。EUにおけるこれまでの障害者政策の歩みと、今後の目標と取り組みについて話され、現状に満足せず、さらなる改善に向けて取り組んでいるその姿勢には学ぶことが非常に多く、大変参考になるものでした。
 
 質疑応答の後、休憩をはさんで、シンポジウムが行われました。
 
 シンポジストは、アダム・コーサ氏、野村茂樹氏(日弁連/人権擁護委員会障害のある人に対する差別を禁止する法律に関する特別部会・部会長)、森祐司(JDF政策委員長、日身連常務理事)・中西由起子(JDF国際委員会副委員長、DPI日本会議常任委員)で、藤井克徳JDF幹事会議長のコーディネートの下に、アダム氏が話されたヨーロッパの障害者政策を基に、今後の日本の障害者政策のあり方についての議論が行われました。
 
 最後に、JDF代表者会議構成員でもある石野富志三郎全日本ろうあ連盟理事長の閉会の辞により、無事盛会のうちに終えました。
 
 ご協力ありがとうございました。
 
アダム・コーサ氏の講演会の時の資料(PDF 1.6MB)